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BODUM BISTRO(ボダム ビストロ):普段使いの最適解な電動式コーヒーミル。1年使用した感想《コーヒー用品インプレ》

コーヒー
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皆さんコーヒー好きですか?ミル(グラインダー)は手動派?それとも電動派?

電動式コーヒーミルの「BODUM BISTRO(ボダム ビストロ)」を昨年末頃に購入し、1年ちょっと使ったのでレビューです。

電動コーヒーミルを検討している方の参考になれば幸いです!

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テレワーク化でコーヒー消費量が増えた。

もともと過去からコーヒーを美味しく飲みたいと思っていたので、ハンドドリップする習慣を続けていたのですが、このコロナウィルス感染拡大の世の中になって在宅勤務化が進んでからというもの、その習慣がさらに加速して、朝と昼に1日2回ほど自分でコーヒーを淹れることが習慣化しました。

最初のうちは、コーヒーがあらかじめ粉になっているものを購入して(もしくは店頭で引いてもらって)いたのですが、だんだんとこだわるようになってから、豆は挽きたてが最も新鮮で美味しいというコーヒー好きの常識を知り、実践するようになりました。

手挽きは面倒なので電動ミル。

手挽きは、手間がかかるゆえに雰囲気的に味がある感じになるかもしれません。ですが、普段使いするならばお手軽電動の方が絶対にいいと思います。機械がやってくれる方が楽だし。

というか日常使用なら電動がベストと思っています。キャンプとか外で電源が取れない場合や、1週間に1回、1杯くらいしか自分で淹れませんみたいな人だと、手挽きのほうが支払うコストに対してクオリティが高いものが手に入るかもしれません。

正直、コーヒーミルの世界も調べてみるとピンキリです。ここまでコーヒーの世界にハマると思ってなかったので驚いてしまいますが、手挽きの最高級品と名高いコマンダンテなんかは、Amazonで5万円くらいしてます。まじびびる。YoutubeやInstagramなどでも様々な人から紹介されていますけど、品質の高さは屈指のようです。日本国内での正規代理店は名古屋のボンタインコーヒーさんだけなので、正規価格で手に入れたい場合は、購入希望を登録して待つしかないです。が、いつになるのだろうかという感じではあります。

いつかは…という憧れの世界です。僕はもう少し現実的な路線でいきます。

株式会社ボンタイン珈琲本社

最初はメリタの臼式を使っていた

そんなこんなで最初は、メリタの臼式グラインダーを使用していました。購入理由はまあまあ手頃だったから。最近はちょっと値段が上がったみたいですが以前は4000円台だったと思います。

しばらく使っていて気になることが出てきました。浅煎りの豆を挽こうとすると詰まってしまったり、量を多めに挽こうとするとグラインダーの部分が熱を持ってしまったりなど。また、挽き具合を調整することができるのですが、毎回の粒度が揃っていなかったりと、なんとなくコーヒー豆を無駄にしているような気がしてしまって、なんだかなあと思っていました。

これらの悩み事は、コーヒーミル(グラインダー)について色々と調べていくうちに、臼式の特徴であることがわかりました。

どうやらコーン式(コニカル)のほうがきれいに、かつ量も挽けて、コーヒー豆に熱が移りにくい。ということで、コーン式の電動コーヒーミルを探しました。なるべく、低価格なもので。

BODUM BISTROを1年くらい使いました。

そこで、コーン式(コニカル)を採用しているコーヒーミルのなかで、手頃でそこそこちゃんとしていそうなBODUM BISTROを購入しました。↓

おうちで普通に使用する分には◎

BODUM BISTROですが、僕個人の意見としては、「おうちコーヒーを楽しむ分にはちょうどいいコーヒーミル」ではないかと思います。

電動ステンレス刃のコーン式1万円を切る価格で、手入れも難しくない。焙煎度と粒度によりますが40g程度までは1回のスイッチで挽ききることができるので、ファミリーユースでも毎回挽いてフレッシュなコーヒーを楽しめるような、そんなコーヒーミルになっていると思います。

粒度の揃い方は及第点かな?

コーヒー好きな人は気になると思いますが、粒度の揃い具合によってもアウトプットされる味や香りに影響が出てきます。

BODUM BISTROの粒度の揃い方はまあまあ及第点、と言うところでしょうか。可もなく不可もなしといったところ。おうちで普通に使う分には困らないかな、と言う感じ。

微粉は結構出る

コーヒーの香味に大きな影響がある微粉。気になる人はとても気になると思います。コーヒーの微粉は雑味のもとになるので、できる限り微粉が出ないほうがいいミルであるということになります。

一例として紹介しますが、20gを5番で挽いたあと、粉ふるいにかけてみると、いつもだいたい1gほどの微粉が出ます。約5%の微粉が出ている計算になりますが、結構多いような気もします。

マシン内部に粉が残りがちなのはマイナス点

微粉もかなり出るのと同時に、マシンの内部に粉が残りがちになります。重量比で5%くらい持っていかれているんじゃないかという体感。これが微粉だけだったら無視して捨てちゃうんですが、粒を見てみると意外に大きめの粉も残っています。

ぼくは毎回挽き終わった後に、まず電源を切って、本体を傾けて数回たたき、本体内部(グラインダーからコンテナまでの経路)に残ってしまっている粉を出しています。

またそれだけではすべての粉は取りきれませんので、カメラ用のブロワーやエアダスターなどを使用して中の粉を吹き飛ばし、粉を内部に残さないようにする必要があります。

めんどくさいようですが、残った粉は劣化していくだけなので、そのままにしておくと次回使用時に、古くなってしまった粉が一緒に出てくることになります。次回挽くときには、このような粉は残っていないようにしたほうがよいです。雑味の元になるものは排除しておきたいですね。

こういう手間があるので、毎回の清掃がめんどくさいと思う人には向いてないと思います。

浅煎りを飲まない人で、挽く量が多くない人は臼式でも十分

上述の通りかつては臼式のグラインダーを使用していましたが、浅煎りの硬い豆を挽くのが難しいことがよくありました。また、量が多くなると豆に当たる部分がどんどん摩擦で熱を持ってくるので、コーヒーの最終的な香味に影響が出てしまいます。

逆にいえば、中深煎り以上の焙煎度が好きで、かつ1杯取り(15g未満くらい)でしかコーヒーを楽しまないという方には、臼式の電動グラインダーはおすすめできるかもしれません。もしくは、手挽きのミルにするとかですね。

1回に挽く量が多めの人は、コーン式の方がいい

僕は標準的に18gで250ccほど抽出するレシピでいつも淹れています。18gくらいでペーパードリップ用中細挽きくらいの挽き目だと、10秒くらいで挽ききれます。

1回で挽ける量としては、この機種だと中細挽き(6番目)で40gくらいまで。それ以上になると、2回以上に分けて挽く必要がありますが、その場合はモーターの故障を避けるために10分くらい休ませてから再度挽かないといけません。説明書にも書いてます。

僕の場合、1日に飲む量は抽出量にして500ml程度なので、だいたい30〜36gくらいで、1回の使用時間に収まっています。これ以上になると分けて挽くか、あるいはさらにグレードの高い業務用にも耐えるようなコーヒーミルが必要になってくるでしょう。

コンパクトさを求めるなら手挽きミル一択か

電動ミルはモーターや電源など電気・機械的構造のため、場所を取ります。このBODUM BISTROも、業務用で使われるような本格的な電動ミルに比べると比較的コンパクトで軽量な設計ではあるものの、ホッパーを含めると結構でかいので場所を取ります。

キッチンの広さなど置き場所の制約などでコンパクトさを求めるのであれば、手挽きのコンパクトなコーヒーミルを選んだほうがいいんじゃないかと思います。

まとめ

総括しますと、BODUM BISTROをおすすめできる人としては、手頃なコーン式電動コーヒーミルを検討していて、毎日1〜2杯はコーヒーを淹れる、キッチン用品の手入れが苦にならない人、というところでしょうか。

微粉などはマイナスな面もありますが、電動の手軽さと価格から考えたら許容できるくらいかなと思います。

コーヒーを頻繁に飲むようになって勉強して気づいたんですが、コーヒーが取れるコーヒーノキはとても繊細な植物であるとともに、その実の取り扱い、保管、淹れ方なども繊細さが求められるんですよね。

その繊細さが楽しめる、性格的に向いているなと思う人はコーヒーにハマっていくと思います。逆に、毎日コーヒーは飲みたいけどそこまで細かいことを気にしたくはない、という人は豆からワンストップでコーヒーを淹れてくれるマシンを買ってしまうのがいいんじゃないかと思っています。もしくは、おいしいインスタントのコーヒーを、正しい分量で淹れるか。

楽しみ方は色々ありますが、手軽に美味しいというのが一番です。それではBODUM BISTROでよいコーヒーライフを!

以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。へば!

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