今回の内容は、故障してしまったフィリップス ソニッケアー ダイヤモンドクリーン ディープクリーンエディションの故障状態から、交換の検討、廃棄、新品と旧品の比較などです。
ちょっと書き始めたら意外と書きたいことがたくさんあって、てんこ盛りになってしまいました。
お読みいただいた方の参考になれば幸いです。それではどうぞ!
2017年から使っていた「フィリップス ダイヤモンドクリーン ディープクリーンエディション」が故障してしまった
2017年から約5年ほど使用していたダイヤモンドクリーンが壊れてしまいました。5月のGW終わりくらいからおかしな音がする、大きな音になったな、と思ってはいたのですが、そのまま使い続けていました。
どうやら故障したようで、明らかにおかしいなと感じたのは磨き後の歯の舌触りがおかしい、ツルツル感が減ったと思ったときでした。逆にそこまで普通に使っていたので鈍感か?と言う感じですが・・
故障したので修理、交換可能か、問い合わせてみました。
色は気に入っていたので、交換できるか問い合わせてみた結果
故障の場合、修理ではなく交換になるようです。交換の場合は、2022年6月時点では13452円(送料・代金引換手数料・消費税込み)でした。
とはいえ、この回答内で色が同じものが交換品として手に入るとは限らないんですよね。それに5000円くらい足せばAmazonで新品同等品に手が届く価格帯になるので、新品を買うことにしました。
故障の状態を動画にしてみました
ソニッケアーが故障するとシャフトがグラグラになり、動画のように動作音がおかしくなります。(振動の増加、異音の発生。)
このような状態になったらサポートに問い合わせて交換してもらうか、新しい製品を購入しないと本来の性能を発揮できません。
故障した旧品の廃棄方法について
フィリップス公式のPDFに廃棄方法が書いてあります。本体中のリチウムイオンバッテリーを安全に抜き出して、分別して廃棄しましょう。
ハンマー使うとか結構バイオレンスですね。かなり固いので、破壊するときはコンクリートブロックなどを下に敷いて叩いたほうがいいです。その際は破片などが飛ばないようにタオルなどで包んでおくとベター。
完全に放電するまでは割と時間がかかる
ブラシヘッドが動かなくなるまでは動かし続けていればそんなに大変ではないのですが、プププププ、という音がなる状態(充電が必要な状態)になってからは、電気をそんなに使えないため、自然放電を待つほうが良いかもしれません。
バッテリーの状態にもよりますが、プププププ状態になってから、たまに電源を押す生活をしていましたが、これが結構時間がかかりました。僕の場合は1ヶ月位、たまに電源ボタンを押し続けて、ようやく完全放電された感じです。電源ボタンを押すと弱々しく「プッ・・」くらいになってくるともう少し、って感じですね。最後にはうんともすんとも言わないようになります。
安全に関わりますので、必ずハンマーでブッたたくときは少なくともボタンを押して完全に動かない状態を確認してからにしましょう。危険なので。
放電完了すると、電源ボタンを押しても完全に動かなくなります。そうなったら、説明書通りにリチウムイオンバッテリーを取り出す作業をします。
廃棄する前に、シャフトの部分がどうなっているか見てみる
ハンマーで下部カバーを取り、ケースを破壊して(手順通りです)中身を取り出してみました。すっぽり抜けるので、電池を抜くときには全体を取り出したほうがやりやすいかも。普通の電池みたいな感じなんですね。
故障としてはシャフトの固定が外れたことによると推測されますが、よく観察してもどうしたら直せるのかはわかりませんでした。これは交換してもらうしかなさそうです。DIYは厳しい。そもそもケースを壊さないと、中身を取り出すのが難しいので、復元できないし。
なぜソニッケアー ダイヤモンドクリーン スマートにしたのか?
電動歯ブラシはもはや必需品です。歯の健康を保つための第一防衛ラインは歯みがきです。電動歯ブラシは僕たちにとって重要なメインウェポンなのです。良い武器を使うことは、すなわち勝利につながる可能性が高くなるということ。
そのうえで、自分の懐具合やセール情報なども考慮した結果、「ダイヤモンドクリーンスマート」を今回は選択しました。
現行の最上級品ソニッケアー プレステージも検討したが、やめた
2022年7月中旬現在、最上級モデルは「ソニッケアー プレステージ 9900」です。
こちらはSenseIQテクノロジーで一人ひとりに合わせたオーラルケアを実現するというモデル。リチウムイオンバッテリーを搭載した充電ケースも付属しており、USB Type-Cでの充電式になっています。つまり従来品と比べて、旅行中などで充電切れになる心配がほとんどないということです。ケースの充電が切れたらモバイルバッテリーなり充電器なりで充電しておけばいいですからね。それはすごく魅力的で強みだと思っています。
じゃあ、なぜやめたのか?ですが、ズバリ「価格が見合わない」です。高機能で充電も切れにくいが、35000円弱。円安の影響もあるのかもしれませんが、ちょっと高すぎかな、という印象でした。
もう一つの難点としてはリチウムイオンバッテリーの取り扱いです。バイクツーリングのときは気にならないんですが、飛行機を使う旅行や出張などのときに航空機の預け荷物にできないのは面倒です。機内持ち込み荷物が増えるのは避けたい。
ツーリング中の充電の問題がほとんど無くなるので、魅力的ではあるのですが、そこはなんとか他の手段で解決できるだろうと判断しました。
というわけで、「ダイヤモンドクリーン スマート」をAmazonプライムデーのセールで入手しました。
ぶっちゃけ、色は不満ですけどね。プレステージのミッドナイトブルーかっこよくないですか?
ブラウンはどうなのか?
電動歯ブラシ業界の2大巨頭のもう一方といえば、ブラウンのオーラルBですね。こちらも購入を検討しました。
でも最終的に、まだ替えブラシが5本以上残っていたので、フィリップスを継続することにしたのでした。
ダイヤモンドクリーンについては完全に満足しているので、次回壊れたときにまた検討したいと思います。
パナソニックもDoltz(ドルツ)という電動歯ブラシを出している
購入検討時にはあまり気にしていなかったのですが、パナソニックも電動歯ブラシを作っていますね。Doltz(ドルツ)というブランドで販売しています。音波振動ということでフィリップスみたいな感じですが、今回はパスしました。というかハイグレードモデルはめちゃくちゃ高い・・・
バッテリーの持続時間的にはこちらに軍配が上がりそうです。こちらも次回検討したい。
(アドレスがteethってウケるんですけど、いや、わかるんだけど、これでいいんですか?Panasonicさん。)
ダイヤモンドクリーン スマートでの変更点(明確なスペック以外の部分)
シャフトは完全に固定式になっている
2017年のモデルと違って「遊び」がないので、壊れにくくなったのでしょうか?
誤って落としたときなど、強い力がかかったときの故障が心配ですが、よく考えたらそこは以前と変わっていないですね。
歯みがきが終わってブラシを水洗いするときに、シャフトに負担がかからないように注意したいところ。
充電器:少し仕様が変わっているので再使用できない
コレは盲点と言うか、ほとんど同じ形だったので大丈夫だと思ったのですが、充電できませんでした。
充電器の裏側を見てみると、旧品のほうが少し消費電力が大きく、幅がありました。
つまり、互換性はありません。
充電ケースも同様。捨てるしかない
上記の2つについて、充電しようとしても充電が始まらず、次にフィリップスのアプリに接続したときに「充電できませんでした。」というアラートが出て、充電できませんでした。こちらも互換性はないという結果です。
また、ハンドルの大きさは変わっていないですが、シャフト部分の角度が変わっているのか、ケースが完全に閉まりませんでした。この状態で上から力が加わると、すぐ壊れてしまいそうですね。
ケースだけでも使いまわそうと思っていたのに、残念。充電ケース付きにすべきだったのかもしれません。ただ、充電ケース付きになるとセール対象外で、最上級モデルのプレステージと価格が数千円になるので、それならプレステージ買ってたよねという感じです。後の祭りですが。
ハンドル底の形状が変わっている
リチウムイオンバッテリーが取り出しやすくなったのかな?と思って説明書を見てみたのですが、相変わらずハンマーで叩かないといけないみたいです。バイオレンスですね。
充電の安全性などが向上しているんでしょうか。ま、憶測ですけど。
Bluetooth接続でハミガキが見える化されるのはちょっと楽しい
新しい道具を手に入れるとき、前と同じというよりは、何か一つでも新しい機能がついていればいいな、と思うタイプです。5年程度使っているとそれなりに同グレードでも機能が充実して来るはず。
そのうちの一つの機能が「Philips Sonicare アプリ」です。
アプリを起動していなくても、次回アプリ起動時にBluetooth接続されたときに履歴が同期されます。
歯磨きの見える化だけではなく、ブラシの交換時期目安もわかります。基本的に回数と時間で計算されるようですが、もしかしたらブラッシング圧なども考慮されているかもしれません。そのへんの細かい仕様はわかりませんが、いままで同様ブラシの青い毛が薄くなってきたら交換時期ということも合わせて、適切にブラシ交換できます。
ブラシ交換は重要で、ブラシが摩耗してくると、歯のツルツル感が変わってきます。実際、青い毛が薄くなってくると明らかに磨き後の歯の表面の舌触りが悪くなります。そういう感じがしてきたら替え時、とも言えますね。
アプリから替えブラシを購入することもできますが、僕のオススメはAmazonの定期おトク便で定期購入することです。9ヶ月で1つあればいいので、時期を合わせて他に必要な日用品などを追加して3つ以上になれば最大15%OFFになりますので、これが一番安い買い方かなと思います。その他セールなどで安いときにまとめて買っておくのがベターかと思います。
替えブラシの互換品はおすすめできない(らしい)
実際に使ったことはないのであまり悪いようには言えませんが、レビューなどを見る限りAmazonで売っている互換品のブラシは毛の密度や質などが良くないそうです。そういう情報があったので使ったことはなく、僕の体験が伴わない推測に過ぎないのですが、フィリップスの正規品を使うのが最も歯の健康にはいいと思います。
Apple Watchのベルトの代替品とかとは話が違って、身体の健康に関わる部分なので、慎重に考えたほうが良いと思います。コストを掛けるべきところにはしっかりかけるというメリハリが大事かなと個人的には思います。ここは、コストを掛けていいところです。
上述しましたがAmazon定期おトク便で15%OFFを適用して買うのがめんどくさくなくていいと思います。
初回フル充電からCleanモード強さ「中」、Bluetooth接続あり、1日2回で24日間ほど使用できた
使用環境にもよるかもしれませんが、フル充電、Cleanモードで強さ「中」、Bluetoothはほぼ毎回接続、1日朝夕2回のはみがきで、24日間ほど使用できました。
リチウムイオン電池なので、充電するたびに徐々に使用できる日数は減っていくと思いますが、とても電池の持ちがよくなったような気がします。弱モードだともっと長持ちするのだろうか。
2泊3日位の旅行なら、余裕ですね。旅行中に充電が切れるかもという心配は、しばらくしなくてもいいかもしれません。3週間も旅行することないですからね。
おわりに
これからはダイヤモンドクリーン スマートとソニッケアーアプリが僕のオーラルケアのお供になります。
これからも引き続き、歯の健康を保っていきたいですね。健康はまずお口の中から。マウスマネジメント。
充電ケースが使えないのでケースをどうするか、充電をどうするかという課題については、まだ解決していないので、これから考えたいと思います。
というわけで、今回はここまでです。お読みいただきありがとうございました!へば!
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