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mac OSでMicrosoft365のアクティベーションができない問題を解決→原因は、iCloudのプライベートリレーがオンになっていたことでした

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Photo by Soumil Kumar on Pexels.com
この記事は約6分で読めます。

AmazonブラックフライデーセールでMicrosoft365を購入しました。たぶん、1年で最も安く更新できるタイミングです。2022年11月末時点で9930円でしたが、円安影響ないかも?

購入完了すると、画像のように注文履歴のページからプロダクトキーとインストール方法が確認できます。

注文履歴からプロダクト キーを確認できる

一時期、月額のサブスクで使っていた時期もあり、今回が2回めの購入でしたが、今回の更新ではちょっとしたトラブルがあったので共有したいと思います。

結論から言うと、MacのiCloudのプライベートリレーがオンになっていることが原因で、アクティベーションができませんでした。せっかくなので、トラブルシューティングのなりゆきを書き残しておきたいと思います。

なおインストール環境はMacBook Pro(13-inch, M1, 2020)/mac OS Ventura 13.0.1(22A400)です。ご参考まで。

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なぜかアクティベーションできない問題が発生

注文履歴のページを開き、そこから「office.comへ進みダウンロードの手続きを開始してください」ボタンをクリックして、Microsoftアカウントにログイン。指定の手順通り手続きを進めましたが、なぜかアクティベーションができませんでした。

エラーの内容は次の画像のとおりです。

申し訳ございません。このプロダクト キーをアカウントに使うことができません
現在の所在地とは異なる国または地域でプロダクト キーを購入しましたか?このプロダクト キーは購入した国または地域でのみ使用できます。
お客さまの国または地域でキーを購入した場合は、別のサイトで入力する必要があります。(以下略)

MicrosoftのWEBページより引用

プロフィール情報の「国または地域」は「日本」になっていた

もしかしたら国または地域が不整合になっているのでは、と思い、Microsoftアカウントのプロフィール情報を確認しました。

「あなたの情報」ページ。国または地域は「日本」になっている。

「国または地域」は「日本」になっていました。はてさて。それではMicrosoft365のプロダクトキーが、日本以外のものになっているのかもしれません。

その可能性もあるので、サポートへ連絡しようとしました。

サポートに連絡したいがエラーが出る・・・

エラーの出たページの一番下に、「サポートにお問い合わせ」というリンクがあります。

これをクリックして開いてもエラーコードが表示されてしまい、どうすることもできませんでした。

問い合わせようとしても、謎のエラーが出てしまった

(※もしかしたら、これもプライベートリレーのせいかもしれません。)

Microsoftのチャットに接続するには「テクニカルサポート」を選択する必要あり

エラーが出てしまったので、別のところから「Microsoft サポートへのお問い合わせ」ページへアクセスしました。

このページでは、問題を入力すると適切なヘルプのページを案内してもらえます。今回の問題も該当しそうなヘルプページがあったので、その内容を確認してみましたが、コレもダメでした。

そこで、メールなりチャットなりで情報を伝える必要があると思い、サポートページを探しましたがどうも見つかりません。最終的に、先程の「Microsoft サポートへのお問い合わせ」で検索窓に何かを打ち込んだあと、一番下に出てくる「サポートに問い合わせる」ボタンをクリックした先で、「製品とサービス」を「Microsoft365とOffice」、「カテゴリ」を「テクニカル サポート」にすることで、サポートセンターとのチャットを利用することができました。

ちなみに「製品のアクティブ化」が該当と思って選択してもチャットに飛ぶことはできず、サポートの記事に戻されるだけで堂々巡りになってしまい、これでは解決できませんでした。

チャットでのサポートを受けるためには、「テクニカル サポート」を選択する必要があります。

Amazon.com Salesの販売になっていたので、製品の状況を確認してもらう

チャットサポートを受けるためにしばらく待っていると繋がりました。相手方は英語圏の方のようでしたが、自動翻訳によってサポートしている模様。それだけ翻訳精度が上がっているということでしょうか。言語を覚える必要がなくなる世界がもう近くに来ているのかもしれませんね。

さて、サポートの方に、情報を確認してもらいます。まず確認してもらう内容は、①「プロダクト キーは有効なものか」②「日本で使用可能なプロダクト キーになっているか」の2点です。

それでもダメなら別の問題だと思いました。

確認の結果、①も②も問題なし。ということは他の問題ということです。アカウントをチェックしてもらい、それでもダメな場合は、別のアカウントを使用することを推奨されました。

とここで、次のように質問されました。

「VPNを使用していますか?」→iCloudプライベートリレーを使っていた

はっ・・・。これは盲点でした。いつも特に意識することなくiCloudプライベートリレーをオンにしたままだったので、何も問題ないと思いこんでいました。

プライベートリレーがオンだった!

iCloudプライベートリレーを「オフ」にして再試行→すんなりアクティベーション完了

というわけでMacのシステム設定でApple ID→iCloud→プライベートリレー
と進み、「プライベートリレーをオフ」にして再試行。

プライベートリレーがオフになった状態

するとすんなりとアクティベーションが通りました!!やったぜ!!ありがとうサポートの人。

定期請求は無効にしておけば、忘れてても勝手に請求されないので安心。

思い返してみると、Webサイトに繋がりにくくなったときや決済が失敗するときなど、もしかしたらプライベートリレーが悪いのかも?と思ってオフにすると改善することがありました。

今回もそのケースだったようです。いつもは気がつくのに、今回は全く気が付きませんでした。プライベートリレーでの接続でも、最近はほとんど問題なくインターネット接続が利用できていたからです。

おわりに

結果的に原因が判明するまで1時間弱、サポートのお世話になっていました。

なぜか、検索エンジンで問題の検索をしても、Microsoft365のプロダクト キー有効化でのトラブルシューティングとして、iCloudプライベートリレー等のVPN接続に該当するものが見つかりませんでした。他にも書いている人がいるかも知れませんが、WWWの宇宙の果てに埋もれちゃってるのかも?このブログが少しでも誰かの役に立てばいいな、と思います。

Macを使っていて、Microsoft365のプロダクト キーをアクティベーションできなかったときは、iCloudプライベートリレーを疑ってみましょう。もしiCloudプライベートリレーを使っている場合は、オフにしてからアクティベーションしましょう。そうすれば、すんなりと事が運ぶはずです。

他のセキュリティソフトなどでVPN接続を使用している場合も、トラブルの原因になる場合がありそうですね。その場合もVPNの接続を切ってから再試行すればいいんじゃないかと思います。

以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。へば!!

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