先日交換したMacbook ProのSSDですが、前回クリーンインストールになっていなかったため、改めてクリーンインストールをしようとしました。
しかし、SSDにS.M.A.R.Tエラーが発生していたようで、OSがインストールできない状況になってしまいました。
初期不良かもしれませんので、製品の保証を使用して交換をしました。
その一部始終の記録になります。どなたかのお役に立てればと思い書き残しておきたいと思います。
WDサポートポータルで製品を登録する
保証による無償交換を受けるには、まずはWestern Digital のサポートポータルに、製品を登録する必要があります。
ここでは氏名、住所、メールアドレスなどの個人情報と、保証を受けたい製品のシリアルナンバーを登録します。
WDサポートポータル
https://support-jp.wd.com/
製品登録(注:制品となっていますが誤字?)
https://support-jp.wd.com/app/account/assets/product-registration
買った時点で登録してあればよかったのですが、だいたいなにか起こらないと登録のアクションに結びつかないですよね。
すでにアカウントを持っている場合は、お持ちのアカウント情報でログインしてから製品登録を済ませてください。僕のように初めての場合は製品登録と同時に、サポートポータルのアカウントが登録できますので、進めていきましょう。
僕の場合、まずはここでつまずきました。日本語で正しい情報を入力しても進むことができなかったからです。
登録は英語表記で
何度か試しても、正しい情報を入力しているのに登録が通りません。
RMA対象品の発送先住所が英語で示されていることなどから推察して、英語表記に切り替えてみるとあっさりと登録できました。
Western Digital のサポートページ自体は日本語でも読む事ができるので、日本語で大丈夫、と思い込んでしまっていましたが、登録は英語表記でないとダメなようです。
住所などの記法については、海外通販も一般的になっているので覚えておいて損はないです。
記法についてはさまざまなサイトで紹介されていますが、郵便局のものがわかりやすいと思います。
シリアルナンバーの場所
製品のシリアルナンバー(S/N)は、HDDやSSDなどのラベルに書いてあります。この番号は、製品1つ一つを識別するための固有番号です。
保証を受けようとした際に、パソコンなどに取り付けたままだと見えないこともあるので、注意してください。
SN550の場合は、表面に貼り付けられたシールの最下部にシリアルナンバーが記載されています。
登録が無事に完了すると、登録したメールアドレスに、登録完了のメールが届くので、確認してください。
領収書の添付
製品登録には、購入証明のため領収書などの書類を添付する必要があります。
僕の場合はAmazonで購入しましたが、商品購入時の領収書はすでに処分してしまっていたようです。というか、そもそも同梱されないのが標準仕様かな?あっても見ないで捨ててるひとが大半じゃないでしょうか。そうですよね。きっとそう。
そのためAmazonの注文履歴から再発行する必要がありました。再発行自体は簡単なのですが、その時iPhoneとiPadしか手元になかったため、印刷することができません。PDFにして保存することもできない状況に陥ってしまいました。
しかたないので、領収書のページをスクリーンショットした画像を、製品登録時に添付して送信してみました。結果的に、これで問題なく処理が進み、WDからの問い合わせなども特に有りませんでした。
補足:この記事にまとめているときに気がついたのですが、領収書に宛名が記載されていない状態で送ってしまいました。それでも無事に交換可能でした。ありがとうWD。
これを読んでいる皆さんは領収書の宛名をちゃんと確認してくださいね!
保証ステータスの確認
さて無事に登録が済みましたので、続いて保証状況の確認です。
保証ステータスを確認する
https://support-jp.wd.com/app/warrantystatus
ログインすると、ここで先ほど登録した製品の保証状況を確認することができます。
保証が有効期限内であることを確認し、次へ進みます。
RMA承認番号を取得する
製品の保証が有効期間内であることを確認したら、RMA承認番号を取得します。
RMAとは、Return Merchandise Authorization の頭文字を取ったもので、返品保証のことです。
RMA承認番号はこちらから取得できます。
返品交換する製品を梱包する
ここまで終わったら手順に従って製品を梱包します。
梱包についてのすべての手順については、こちらに記載がありますので、確認してください。
帯電防止袋が必要
まずは製品を帯電防止袋に入れます。HDDなどの梱包が残っている場合は、それを使えば問題ないかと思います。僕の場合は、もともとの梱包はすでに捨ててしまっていたので、帯電防止袋をAmazonで購入しました。
帯電防止袋は、100均ショップなどを見てみましたがありませんでした。家電屋など専門的に扱っているお店でないと手に入らないかもしれません。探す手間と時間よりもAmazonのほうが早いですね。
この帯電防止袋に入れました。
緩衝材で挟む、巻く
帯電防止袋に入れたら、プチプチなどで巻いて、衝撃から製品を守ります。このとき、もともとの梱包があれば便利です。今回はなにもなかったので、緩衝材で巻きまくります。この場合、5cm以上の厚みが必要です。
画像取り忘れてました・・・。SSDが帯電防止袋とともに「すまき」になっている感じです。具材がSSDで、周りの生地がプチプチみたいな感じです。下の画像は参考イメージ。
箱に隙間がないようにエアパッキンも仕込みました。これも通販の残り物ですが、こんな感じでとにかく輸送中の事故による衝撃が製品に伝わらないように、厳重に梱包する必要があります。
RMA承認番号を箱の3方向以上に記入
梱包が終わったら、箱の外側3方向以上に、RMA承認番号を書く必要があります。
なぜなのかはわかりません。受け取った担当の方がひと目で確認しやすいからでしょうか。
ラベル印刷について
後から気がついたのですが、荷物用にラベル印刷ができるページが用意されていました。手順にはラベルを貼り付けるという記載はなかったので、わざわざ印刷する必要はないと思います。
実際に今回は情報が記載されたラベルがなくても交換が完了しました。
拠点へ発送する
日本の場合は、港区にある倉庫への発送になります。発送先はWDのページから確認可能です。
RAM郵送先住所
https://support-jp.wd.com/app/Packing_Information
Mitsubishi Logistics Corporation Ariake Branch,
Shibaura C-Warehouse
29-1, Kaigan 3-chome, Minato-ku
Tokyo,Japan 108-0022
WD RMA receiving
03-5442-2082
(上記リンク先より引用)
英語表記になっていますが、発送するときは日本語表記でOKです。ちなみに送り先の住所はこちらと同一ですので、参考まで。
宛名は「WD RMA 受付」と書けばOKです。
三菱倉庫株式会社 有明営業所 芝浦C号倉庫
https://www.mitsubishi-logistics.co.jp/company/office/domestic/tokyo.html
芝浦C号倉庫〒108-0022
東京都港区海岸3-29-1
TEL:03-5442-2081
FAX:03-5442-2088
(上記リンク先より引用)
最近はコンビニでもいつでもかんたんに発送できるので便利ですね。僕はヤマト運輸のサービスを使って、セブンイレブンで発送しました。精密機器指定で。
ステータス変化の時系列
発送から交換品到着までのステータス変化を記録しておきます。
なおステータスの確認はこちらから可能です。
10/1ヤマト運輸 元払いで発送 到着が土日を挟んだので月曜指定
10/5 倉庫へ到着 しばらく音沙汰なし
10/11 受領済み/処理中 にRMAステータスが変化
10/13 完了/ にRMAステータスが変化。USPSでマレーシアから発送
10/14 Tracking Numberがアップデート。追跡可能に
10/15 倉庫に到着
10/16 配送完了
その間、メールでの通知はとくにありませんでしたので、WDサポートのRMAステータスページをたまに確認しに行くとよいでしょう。
交換品の到着(やっと)
僕の場合はマレーシアから中国経由で日本に輸入する経路になっていましたが、中国で荷物が遅延し、税関で記載内容のミスが判明して訂正・・・とダブルで遅れた割には、早く到着したような気がします。
僕の場合、発送から約2週間で交換品が到着しました。意外に早かったのではないかと思います。
配送業者はヤマト運輸で、発送元払いのため追加の支払いはなし。なおクロネコメンバーズの場合でも通知は届かなかったので直前までどの配送業者が取り扱っているかはわかりませんでした。
この梱包は別の機会でも使えそうなので、保管しておくことに。出番がないことを祈りますが・・・。
おわりに
今回は、Western Digitalの製品保証を使って交換してみました。
Western Digital社のウェブサイトが完全に日本語対応しきれていないところがあり不便を感じましたが、発送の手順は明確になっているため、記載の手順どおりに発送すれば間違いなく製品の保証を受けることができます。
交換自体は無償ですが、拠点への発送には各運送会社規定の運賃が発生します。また、交換までのステータスが変化のタイミングで通知されないなど、ややユーザーフレンドリーではない部分がありますが、サポート窓口とのムダなやり取りがなく交換されることに関しては、非常にありがたく感じました。
今回の教訓「精密機器のパッケージは保証有効期限内は取っておけ!」ですかね。
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。へば!
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