【朗報】2022年12月にマイページを確認したら、ついに日本通信SIMでも5G対応していました!これで他社に乗り換える動機が少しなくなったかもしれません。オプション料金は無料なので、ありがたいですね。
みなさん、こんにちは。いかがおすごしでしょうか。ぼくはげんきです。
今回はワイモバイルから日本通信SIMに乗り換えました、というお話です。
各社、いろんなプランが揃っていて、ニーズに応じた選択ができるいい時代になりましたね。
そういうわけでなぜ乗り換えたのか、日本通信SIMって実際どうなのかというところを、率直に書き残しておきます。
なぜ乗り換えようと思ったのか?
ワイモバイル以前はOCNモバイルを使っていて、お昼や通勤時間帯の通信速度が異常に遅かったことに不満があり、そこを解消するためにワイモバイルを契約していました。
通信速度の不満については解消され、乗り換え後の最初の1年間は満足度が高かったのは事実です。しかし、2年目からはその分料金が高くなってしまったということもあり、24ヶ月経過後の契約更新月に入った瞬間に、別の通信事業者に切り替えようと考えていました。
ahamoが発表され、各社追随したプランが発表された
2020年12月、docomoからahamoというプランが発表されました。発表当時は税込み3268円の価格設定でしたが、後に税込み2970円と発表されて非常に話題になっていました。
これに続いて、ソフトバンクはLINEMO、auはpovoと、似たような価格帯のサービスが次々に発表されました。また、ワイモバイルやUQモバイルなどのサブブランドや、MVNO事業者も続々とプランを発表し、どれを選んでいいやらよくわからなくなってしまった・・・。という人も多いのではないかと思います。
僕の場合、次に主回線を乗り換えるとしたら都市部以外の地区や山間部などでも強いdocomo網にすると決めていたので、ahamoをふくめdocomo系のMVNOを比較していきました。
残念ながらワイモバイルの新料金プランが魅力的ではなかった
ワイモバイルも追随してシンプルプランを打ち出していましたが、データ通信容量の設定が微妙なんですよね。これはなにもワイモバイルに限った話ではないのですが、3GBだと少なすぎるが、20GBは多いなというユーザーとしては、7GBくらいで税込み2500円くらいのプランを用意してほしかったところです。
こういう価格設定なんてのは膨大な統計データを元に料金設定されているんでしょうけれど、かゆいところには手が届かないものだな、という印象です。
PayPayを使っていないのでメリットが薄い
PayPayをよく利用されている方にとっては、ワイモバイルを使うことによって得られるメリットが大きいんじゃないかと思います。
しかし僕の場合、ワイモバイルユーザーにもかかわらずPayPayは利用していないので、全くメリットがありません。ボーナスボーナスうっせぇわってかんじで煽られるというか、もういい加減にしてくれと。
ZホールディングスがPayPayとLINE Payを統合するという発表をしていましたので、QR決済はほぼPayPayが覇権を握った感がありますが、僕は積極的に使う気はないです。
一方でPayPayは地味なところでもかなり頑張っていて、バイクでどんな地域に行っても、クレジットカードは使えないけどPayPayはOKだよってところがわりとあるので、いついかなるときもキャッシュレスにしたい場合は、使ったほうが便利なのかなと思わなくもないですけどね。
以上2点の理由から、ワイモバイルを利用し続ける理由がもうなくなりました。そして契約更新月となった瞬間に乗り換えをしたというわけです。
ワイモバイルのよかった点とイマイチな点
良かった点
- 最初の1年は安い
- 2年間、基本6GB+増量3GBでギガ不足にはならなかった
- 通信品質は特に気になることはなし。お昼も高速。
- 10分間の通話料無料はけっこう便利
- 留守電が標準で使えた
- Softbank Wi-Fiスポットが地味に便利なことがあった
- Yahoo!プレミアム会員が無料(←というか料金に乗ってたってこと)
イマイチな点
- 都市部以外の地区や山間部地域で繋がりにくい、圏外になることがある
- 2年目から急に料金が高くなる
僕の場合はこんな感じでした。正直なところ家族割引だったり高齢者向け割引が使えないと割高なんじゃないかな?と思ってしまいますね。良かった点が多いですが、正直いらない部分がほとんどかなと思います。
逆に言えば不満は多くなかったとも言えますので、人が多い地域からあまり離れないひとにとってはいいのかもしれません。Yahoo!プレミアムをいつも使っている人はその分差し引きでおトク感があるかも。
日本通信SIMに乗り換えた理由
- docomo網で利用できる
これが一番重要で、ahamoを除くとdocomo系の格安MVNOはあまり評判の良いものがないというのが現実かなと思います。以前使っていたOCNモバイルも、混雑時間帯(朝の通勤時、昼休憩時、夕方の帰宅時)の通信制限が厳しすぎて、使い物になりませんでしたので、日本通信SIMには期待を寄せていました。
- 20GB 2178円でGB単価が安い
通話分を無視しても1GB100円ちょっとというのはやはり安いですよね。
- 20GB使い切っても1GB 275円でチャージ最安級
これは他のMNOやMVNOから見ても安いですよね。そもそも合理的スマホプランだと20GBスタートなので、チャージが必要になるケースって少ないんじゃないかなと思っています。
- 通話が70分まで無料という設定が地味に便利
キャンプ場の予約くらいでしか電話かけないんですが、場合によって5分はすぎることがあります。ワイモバイルは10分無料で回数制限無しですが、そこまでは必要ありませんね。
- 留守電は使わない
留守電に入れてくるのが、だいたい不要な営業電話ですし、知らない電話番号からの電話は基本取らないし折り返さないので不要と判断しました。
日本通信simのインプレ
総評としては、想定以上です。混雑時間帯に極端な通信制限がかからないことが実用性の上では非常に重要になるのですが、普通に読み込めるレベルで極端な通信制限はなかったのでクリアしています。参考まで、各時間帯の3日間の平均速度計測結果と使用感を残しておきます。(2021年4月現在)
使用アプリはSpeedtest by OOKLA、サーバー設定は自動なのでそれぞれの測定でばらつきが出てしまっています。あくまで大体の使用感が伝わればOKだと思うので、詳細なデータが欲しい人はちゃんとしたブレのない測定環境で計測したデータを参照してください。
僕の主な使い方としてはWeb閲覧(ニュースサイトや調べ物など)とマップの利用、SNS利用くらいです。モバイル通信で動画を見ることはありませんので、動画を見る人にとっては参考にならないかもしれません。
平日通勤ラッシュ時間帯の通信速度
めちゃくちゃ速いです。これは在宅で測定した時のデータですが、こんなに速度が出るものなのですね。
移動時の速度
通勤する日があったので都心でもテストを試してみましたが、都心に近くなればなるほど、速度が低下していきました。利用者が増えるので輻輳が原因?そのあたりの詳しい話はわかりませんが、応答速度は変わらず、通信速度が遅くなる感じです。混雑時の動画視聴などでは影響が出そうな速度まで落ちています。
平日昼休み時間帯の通信速度
テスト結果、応答速度がやや遅い感じです。ですので使用感としては、少し引っかかりがあるな、といったところ。ブラウザ(Safari)でWebページをいくつか開いてみましたが、ちょっと間があって、読み込みが始まったらすぐ終わる、という感じですね。
平日帰宅ラッシュ時の通信速度
可もなく不可もなく、といった感じです。MVNOで記憶にあるのが、OCNモバイルで読み込みが始まりもしないような感じとは大きく違います。このへんも最近のMVNOは良くなってきたんですかね?
移動時の速度
朝と大差はありません。都心部では遅く、郊外へ出るにつれて速くなっていく感じです。
いまのところ、ワイモバイルの頃とは全く比べ物にならないくらいの速度が出ています。これでdocomo網なので使用できるエリアも広いので、今のところ個人的にはベストチョイスでした。
今後、利用者が増加して制限がきつくならないことを祈るばかりです。そうなったらahamoかUQモバイルに行きますかね。
参考:ワイモバイルの通信速度(東京都下某所)
あらためて測定してみました。結果、安定はしていますが速くはないですね。
おわりに
日本通信SIMに乗り換えてみたのでインプレを書いてみました。結論としては何の問題もなく利用できており、速度も爆速なのでいまのところまったく不満な点はありません。逆にワイモバイルの弱点であったサービスエリア問題が解消され、通信速度も3倍以上になって、さらに月額料金も安くなったので、かなりストレスフリー化できたんじゃないかと思います。
日本通信SIMは2021年4月現在では5G通信網への対応は情報がありませんが、まだ5G通信の本格的な普及は始まったばかりです。そもそも自分には5Gでの通信が必要なのかどうかというところも考慮した上で、そのあたりは判断することになるかと思います。
5Gが必要だと判断したときに、日本通信SIMが5Gへの対応をする予定がなければ、また別の通信事業者への乗り換えを検討しようかと思います。やっぱahamoですかね。docomo網で魅力的なサブブランド、MVNOの登場を期待したいところです。
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました!へば!
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