MacBook Proの内蔵SSDを交換
我が家のMacbook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015)さんの内蔵SSDを交換しました。
インターネット上に公開されている記事を読みながら、手順通りに作業をすることで、簡単に交換できましたよ。
性能には不満がないし、まだ買い替えたくない。でも、容量不足で困っている。そんな方は、チャレンジする価値ありです。
※注意!交換は自己責任です。パーツ交換は保証対象外となりますので慎重に検討を。この記事を見て交換を決意した結果、損害が発生した場合でも、当方ではその責を負いません。
交換の効果は?
- 容量が約4倍にアップ!容量不足の警告が出なくなりました。(128GB→500GB)
- 速度も少しアップ!
なぜ交換を決意したの?
- 128GBだと、すでに限界だった
- 次回買い替えまでのつなぎ(ARMベースの様子を見たい)
- 画面コーティング無償修理の対象外になっていた
- ハングアップの原因と思っていた (→原因は別だった)
特に、容量の問題が大きかったです。外付けをフル活用するのはやっぱり手間。クラウドもネットワーク外だと使いづらい。というわけで決意しました。
※購入から4年経過していなければ、条件によってはコーティング剥がれの無償修理プログラム対象になります。コーティングが剥がれていて画面が見えづらくなっている場合は急ぎ、サポートに確認を。(2020年9月現在)
交換手順について
おおまかな手順
この記事では、具体的な交換手順については省略します。
なぜなら超良質な交換手順の記事や動画などが、インターネット上にはたくさん転がっているからです。
SSD交換から復旧までのおおまかな手順は次のとおりです。
- 必要なものを準備
- TimeMachineでバックアップ作成
- MacBook Proを分解し、SSD交換
- 新SSDに、OSをインストール
- TimeMachineから復元
全体の作業時間は、TimeMachineのバックアップ容量によって変動します。僕の場合は2時間弱で完了しました。SSDの交換作業自体は、10〜15分程度で完了します。
具体的な手順については、参考までリンクを貼っておくので、参照してください。
手順の参考リンク
MacBook Pro 2015年モデルを最新NVMe SSDで延命、改造手順を全紹介!(AKIBA PC Hotline!)
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/sp/1201336.html
MacBook Pro 13″ Retina Display Early 2015 のSSDの交換(ifixit)
https://jp.ifixit.com/Guide/MacBook+Pro+13-Inch+Retina+Display+Early+2015+のSSDの交換/38520
macOS の起動可能なインストーラを作成する方法(Apple)
https://support.apple.com/ja-jp/HT201372
僕が用意したもの一覧
・M.2 SSD(NVMe)
今回は予算と使用状況を考慮し、500GBを選択しました。このモデルは発熱が少ないみたいです。NVMeのほうを選択してください。
・MacBook Pro 背面カバーネジ用のドライバー
もっと安いものもあります。僕は精度が心配なのでこちらに。
・OSインストールディスク用のUSBメモリ
今回は32GBをチョイス。12GB以上あれば大丈夫です。
・Apple独自規格の変換アダプタ
こちらはSintechの直販ショップで個人輸入しました。発送は中国から、到着まで約2週間でした。
・T5トルクスのドライバー
工具箱から。
・USB3.0対応のHDD
TimeMachineバックアップ用。以前から使っている1TBのものを使用。
気づいた点や、注意点など
前述の通り、細かな手順などは他のサイトのほうでたくさんありますし、動画もありますので、そちらがわかりやすいです。ここには個人的な気づきなどを書いておきます。
・AKIBA PC Hotline!の記事内でSSDのファームアップ手順が紹介されています。ですが、最新のSSDであれば必要ないと思います。仕様上、SSDの速度はどうあがいても頭打ちになります。
・各所のネジは思った以上に小さいうえに、けっこうカタい。ネジ山を潰さないように慎重に作業してください。はじめは押し込むようにして、ゆっくり回転させるのがコツ。
・T5トルクスを用意していましたが、SSD取り付け用ネジはT4でした。うちだけ?
・パーティションを区切った外付けハードディスクだと、TimeMachineからOSインストールを含めた復旧ができないみたいです。なので僕の環境では、OSインストールディスクの作成が必要でした。
(2020.11.26訂正)正確には、optionキーを押したまま起動する最初の画面(ブートドライブ選択画面)では出てきませんが、USBのOSインストールディスクから起動した先で、「Timemachineから復元」を選択すると、復元可能でした。
・OSインストールディスクを作成するときに、USBメモリの名前に半角スペースが入っていると処理が始まりませんでした。
・SSDのアダプターは、アマゾンのレビューを見る限り、Sintechじゃなくても大丈夫だと思います。失敗したくなければSintechのものを用意するほうが得策です。”鉄板”らしいです。
・交換した旧SSDは、保管しておくことをおすすめします。
まとめ
僕のMacBook ProのSSD交換に関する経験でした。結果としては、SSDも新しくなり、容量も増加し、ときおり受ける変なストレスも減って、大満足でした。
ここまで読んでいただけた方なら、手順をよく読めば、問題なく作業できると思います。
同機種で容量不足に困っている方は、SSD交換にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ただし、あくまで自己責任ということをお忘れなきよう。
お読みいただきありがとうございました。へば!