こんにちは。最近寝すぎがちなむにおです。睡眠負債とは無縁の生活。
今回はバイクからの振動を低減させることのできる超優良アイテム、QUADLOCK VIBRATION DAMPENERを導入したので、紹介していきます。
バイクにメインのスマートフォンをマウントしている方にとっては、今後は必須の装備になっていくのではないかと思います。
噂のQUADLOCK VIBRATION DAMPENERを導入!
普段、スマートフォンをハンドルバーなどにマウントしてナビや動画撮影時のリアルタイム確認用モニターなどに使用されている方は多いと思います。
僕もそのうちのひとりで、スマートフォンが普及したあとはずっと、iPhoneをバイクにマウントしてナビゲーションアプリを使用しています。
でも、マウントの位置やバイクのエンジンの種類によっては、スマートフォンに振動が結構ダイレクトに伝わってしまったり、段差を乗り越えたときにスマートフォンにすごいショックがあったりしますよね。
結果的に、スマートフォン内蔵カメラの手ブレ補正が壊れてしまう…といったトラブルにあったことがある方も多いかと思います。僕もなんどか、Apple Careのお世話になりました。
そんななか、小型のダンパーみたいなものが作れないのかな?とつねづね思っていたところに、彗星の如く現れてしまいました。
僕はふるさと納税の還元やマイル交換などからAmazonギフト券をかき集めて、Amazonから購入しました。発送はAmazonですが、販売は正規代理店のEUROGEARになっていたので、すぐ届きましたよ。まれにAmazonマケプレで正規代理店ではない業者になっている場合がありますので注意してください。
公式サイトは↓から。
Amazonでも購入できます。
RAM MOUNTS X-GRIPとの比較。衝撃吸収力ハンパない。
実際に使用して走ってみたところ、エンジン回転数が上がったときに出ていた振動や、流して走っているときに微調整でスロットルを開けたときの振動がほとんどスマートフォンに伝わっていないように見えました!
走行中に振動を確かめるために、手を添えてみたりしたのですが、若干ぶるぶるしているかな?というくらいで、目に見えるくらいの振動は完全に吸収されているように思いました。
アイドリング状態で、比較のために動画を撮ってみたのですが、アイドリング状態ですと効果のほどがちょっと見えにくかったです。
走行中の映像を見ていただければ、衝撃吸収の効果が見て取れ、違いはっきりわかると思いますので、動画ができ次第アップしたいと思います!!!(謎の決意表明)
これは本気で感動したので、ぜひ動画で比較を見ていただきたいです。もう他の人がアップしていると思いますのでYouTube見ていただければあるかもしれませんが・・・。
これはニュースタンダードでは?みんな買いましょう!
使ってみて、これはニュースタンダードだなと思いました。QUADLOCK単体でも便利なのは便利ですが、単にロックが簡単になるよ!ってだけでは購買動機にはつながらなかったのを、強い購買動機に変えることができるアイテムだと思いました。
RAM MOUNTS X-GRIPを長年使ってきた僕が思うところのメリットとデメリットを書いていきます。
正直、もうX-GRIPはゴミ箱行きになっちゃうんじゃないかと思います。
QUADLOCK VIBRATION DAMPENER導入のメリットとデメリット
メリット
- 「1インチボールアダプター」で、RAM MOUNTSのアームがそのまま使える。
- 振動が減り、スマートフォンへの物理的ダメージが軽減される。
- (2よって)スマートフォン内蔵カメラの手ブレ補正機構の故障確率が減ると推測。
- QUADLOCKの独自機構のおかげで、スマートフォンの取り付け・取り外しが楽になる。
- QUADLOCKの機構のおかげで、縦方向・横方向の変更が簡単にできる。
- (2〜5によって)ツーリングのときのもたつき、ストレスが減る。
デメリット
- 専用ケース、本体、ダンパーと揃えると結構な出費(10000円前後)
- スマートフォン買い替えのたびに、専用ケースが必要(4000円弱)
思いついたデメリットを2つ上げましたが、スマートフォンが故障して修理するよりはこのダンパーを導入したほうが安く済むし、ツーリングのときのちょっとしたストレスが減るのではないかと思いました。とはいえ、ちょっと二の足を踏んでしまう価格ではありますよね。
あと付け加えるなら、ツーリングのときしかQUADLOCKのケースを使わない運用にしているので、着け外しのときにちょっとストレスなんですよね。それだけ剛性は良いってことなんでしょうけど、いつかiPhoneXのボタンが潰れそうで少し怖いところではあります。(※すでに電源ボタンのクリック感はなくなっちゃってますが。)
メーカーで検証されているとは思いますが、やはりダンパーのショックアブソーバ部分はゴム部品なので、真夏の炎天下の高温時や、真冬の低温時の使用は注意が必要と考えたほうがいいと思います。
耐用年数については、すぐ壊れるようなものではないと思いますが、環境や使用条件によっては1年くらいで壊れてしまうのではないかな、と思わなくもないです。プラスチックとゴムなので。そのへんは、使用を続けてみてどうだったかというのを、ロングタームでインプレしていきたいと思います。
しつこいようですが、このダンパーの登場によって、QUADLOCKはバイク乗りや自転車乗りにとって、完全にスマートフォンマウントのニュースタンダードの地位を確立したのではないかと感じました。
ポケモン風にいうと「こうかはばつぐんだ!」なので、デメリットはありつつも超おすすめと言わざるを得ません。
競合について(2022年7月追記)
2020年からQUAD LOCKを使用していますが、いまのところ効果が落ちたとか劣化したとかいう感じは全く受けていません。なので、振動対策を変更することはないですが、この2年でいろいろな会社から振動対策のアイテムが出てきたので、少し追記する形で紹介したいと思います。
競合1:REC MOUNT 「R+Damper」
ほとんど同じ構造のものです。インスパイア系でしょうか。ケースなどもしっかり用意されており、ほとんど同じ効果があるような気がします。衝撃吸収のゴムが4個になっているので、もしかしたらこちらのほうが効果があるかもしれません。
価格が少し安い感じですので、試してみて良ければ乗り換えるかもしれません。長距離ツーリングで比較してみたいですね。
競合2:SYGN HOUSE マウントシステム スマートフォンホルダー専用 バイブレーションガード
こちらはB+COMから発売されている衝撃振動吸収システム。QUAD LOCKとは全く違う構造で、なかなかおもしろそうだと思います。コレも試してみたい。
専用ケースは必要ないものの、専用品のスマホホルダーを購入する必要がありますので、その分の投資が必要になります。ちょっと二の足を踏むような価格帯になっているので、手が出せていません。ただ、アルミ削り出しで汎用品であり、かつゴムの部分は交換可能となっています。QUAD LOCKの耐久性とケースの買い替え頻度などを考慮すると、どこかで損益分岐があるはずです。(計算してません)
またアーム部分はもしかしたらRAM MOUNTでも使えるんじゃないか?と思いますので、この衝撃吸収ユニットとホルダーだけ購入して試してみようかなと思っています。
おわりに
衝撃吸収できるダンパーって小型にするのは難しいのかな?などと思っていて、そんな製品があればいいのに。とずっと思っていました。
R1200GSに乗り換えてから、RAM MOUNTS X-GRIPでiPhoneXのカメラの手ブレ補正機構が壊れてしまうことはありませんでしたが、QUADLOCK VIBRATION DAMPENERはパーフェクトです。作りは単純ですが、QUADLOCKの手軽さがあってこそ生きてくるものだとも思います。
iPhoneについてはiPhone12シリーズからセンサー式手ブレ補正機構が導入されており、iPhoneXの光学式とどちらが振動に強いのかは僕にはわかりません。しかし何にせよこのダンパーは転ばぬ先の杖であり、振動を可能な限り加えないでナビその他として運用できるようになったというのはすごいことです。
ガチでニュースタンダードだと思ってます(しつこい)。それほど感動しました。感動した!感動をありがとう、QUADLOCKさん!愛してるぜ!
ここまでお読みいただきありがとうございました!へば!
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