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奈良時代から佐渡を見守る牛尾神社。しまやと純喫茶ROTARY、そしてコーヒーこぼしてフィニッシュです。《佐渡島キャンプツーリング 2019-08 4日目》

ツーリング
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さあラストです。

といってもこの日はほぼ戻りの両津港までの道のりなので、あまり盛りだくさんな内容ではないです。

4日目はドンデン山荘を降りてヒヤリ、そして古い神社純喫茶フェリーターミナルでフィニッシュです。

3日目はこちら↓

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ドンデン山荘から両津港に向かう

さて、ドンデン山荘から両津港に向けて山を降りていきます。やはり山道は傾斜がきつくて、上りよりも下りの方が緊張感があります。ギアを落として慎重に下っていきました。

ヒヤリハット:カーブを曲がろうとしてバイクが傾いたとき後輪が粉じんで滑り転倒しそうになる

タイヤが白い

行きのときも粉じんが道路に広がっていたので滑りそうだなと思っていたのですが、やはり滑りました。コケるかと思って焦りました。今回もトラクションコントロールが介入してくれていたので、マシン性能に助けられてばかりですね。

交通量は少ないとは思いますが、公道なので放置せず掃除してほしいところ。工事現場とかで水を流しているのってこういうことだったんですかね。

現場は下のマップのあたりなので注意してください。

牛尾神社

本日のメイン。というか他に目立ったところに寄っていませんね。

この神社はとても古く、由緒ある神社です。記録によると792年に建立されたということらしい。1200年以上前、時代でいうと奈良時代ですかね。

参道には鳥居が2つあり、石造りのものと木造のものがあります。木造の方は慶応3年に建立されたものと書いてあり、西暦でいうと1867年、幕末の明治維新の頃です。

さて、1000年余りにわたって佐渡を見守ってきた牛尾神社。今も佐渡に住む人々の心の拠り所になっていることでしょう。

わりと観光地として神社を観に行ってますが、神社系の歴史ってどうなってるか全く知らないですね。これはたいへん奥が深そうなテーマ。

見事な彫刻

牛尾神社拝殿の屋根下の精巧な彫刻、めちゃくちゃすごいです。彫刻の凄さはこれ以上、僕には語ることはできませんが、コレは一生に一度は見ていただきたい彫刻だと感じました。経年劣化していくものでしょうが、ぜひうまいこと残していただきたいなと思います。

残していくには人の思いとカネの力が必要です。それは信仰と読み替えてもいいと思います。人間文化を残していくことにお金を投じることは、いまこそクールなんじゃないでしょうか。僕にはお賽銭箱に小銭を投じることくらいしかできませんが、お金持ちの方どうぞよろしくお願いいたします。

能舞台と例大祭

能舞台。能が観たい。

立派な能舞台があります。記録によると能舞台は実は明治時代に焼失してしまい、再建されたものとのこと。

こちらでは6月に例祭宵宮薪能が開催されています。本殿の中に写真が飾られていましたが、ぜひ見に来たいところです。能そのものはEテレで放送されているのを観た記憶しかないので、ちゃんと鑑賞できるのかどうかわかりませんが。

・・・大野亀のカンゾウ祭りも6月ですし、佐渡はもしかして6月に来ると最高に楽しめる場所なのではないでしょうか?

とはいえ、2021年5月現在で2021年のカンゾウ祭りは中止になっているので2022年以降に計画しましょうか。行けるのかな。そわそわ。

立派な杉―安産杉(樹齢1000年超と言われる)

巨樹ってますね。

ここにも大きな杉があります。太郎杉と違って伐採されていない、生きている貴重な古い杉です。神社の境内にあったから、大事に保護されてきたのでしょうね。これからも大切にされていって、人類が滅んでも残っていてほしいですね。

立て看板を見ると別名「孕杉」(はらみすぎ)とあります。直球勝負が好きなんですね。杉はやっぱりそんな存在だったんでしょうか。

島の中で、人間の生活と環境によってこんなにも運命が違ってしまった2本の杉の物語を見られることも、佐渡の魅力のひとつかもしれませんね。僕は断然、太郎杉の方にシンパシーを感じてしまいますが、それはなぜなのでしょうね。どっちもすごいけどね。

その他の写真

SHIMAYA CAFEに行きつつ、近所のスーパーでソフトクリームを食う

佐渡といえば弁慶寿司の次点でしまやのお団子と言っても過言でないのです。しまやさんは長い歴史のあるお団子屋さんで、なんと江戸時代から営業しています。

両津港に向かう途中でちょうどカフェがあったのでちょっと立ち寄り。ただあまり時間はなかったので、ちょっとお菓子を買って休憩はなしです。

レトロ看板を発見

手袋って1足、2足って数えるんだっけ?

SHIMAYA CAFEさんの目の前に古い家が建っており、そこにとてもレトロな看板がありました。

こういう、生活の中にまだひっそりと残ってる古い看板みたいなのいいですよね。レトロ看板集めました観て〜みたいなカフェとか居酒屋とか博物館みたいなのとはまた違って、生活の中にひっそりとある感じが。ぜひそのままの姿で自然に還っていってほしい・・・。

ソフトクリームとキラーラインタトゥー

おいしいソフトクリーム

近所のスーパーでソフトクリームを見つけたので食ってたら印象的なバックプリントのTシャツを来ている人がいたので思わずソフトクリームと一緒に撮影してしまいました。

キラーラインタトゥーってなんでしょうか・・・。新潟に彫師の人がいてその人のお店?がKILLER LINE TATOOというらしいですが関係あるのか。

なんかバイクとかもそうですけど、人間の奥底にある弱さをどうにかしようという葛藤を感じちゃいますね。あっこれ怒られるかな。

両津港前のレトロな喫茶店(ROTARY)でランチ

レトロが続きますが、両津港の目の前にふるい喫茶店があります。その名もROTARY。ロータリー前にあるからROTARYなんでしょうか。おっと。口が滑りそうだ。駐車スペースはないので、両津港のフェリーターミナルの駐車場に停めてランチにしました。

入り口にはにゃんこさんがお休み中でした。かわいいね。

おやすみちゅう

ナポリタンを食べる

やっぱナポリタンっしょ。

メニューは色々ありますが、結構な大盛り具合だったりするので、食の細い方はよく確認していただいたほうが良いかと思います。僕はお腹ペコペコだったので、とりあえず鉄板っぽいナポリタンを注文。

窓側の席でゆったりとフェリーターミナルを眺めながらのランチとなりました。今回の佐渡島ツーリングではじめて、ゆっくりランチを楽しんでいる気がします。

フェリーターミナルでお土産あさり。いい感じのコーヒースタンド前でコーヒーこぼす。

フェリー到着待ちの間に、ターミナルの中でお土産などをいろいろ物色していました。

フェリーターミナルの1階に小さなコーヒースタンドがあったので、テイクアウトで待ち時間を豊かに楽しもうと思い、記念写真を残そうと思って撮影体制に入ったところ、手が滑って半分くらいこぼしてしまいました。大失態。

お店の外のスペースだったのであまり他の人の迷惑にはならなかったのが幸いでしたが、最後の最後で手が滑るなんて。機材にも影響はなかったし、ジャケットなどにも影響はなかったので、そこは良かったです。

フェリーに乗り込む

フェリーは楽しくもあり寂しくもある

さて、楽しかった佐渡島ツーリングもフェリーに乗り込んでおしまいです。

フェリー前には旅人たちがたくさん集っていて非常に活気がありました。名残惜しくも出発の汽笛とともに両津港から離岸し、新潟港へ向かっていきます。

さようなら佐渡島。

まとめ

4日間の佐渡島ツーリングが終了しました。家に帰るまでがツーリングですよ。今回も無事故無違反無検挙、無転倒で帰路も無事だったことに感謝です。

佐渡は見どころが非常に多いところだということがわかりました。訪れる前は佐渡金山くらいねえんだろ?と思っていた佐渡島ですが、4日間という短い期間の中で、自然の驚異から人間の業まで幅広くたくさんの学びがありました。

今回行けなかったスポットや、また見に来たい場所などもありますので、今度はお祭りのある6月を狙ってきてみたいと思いました。6月って祝日がないので連休をなんとかするのが大変なのですけどね。

それではまた別のツーリングでお会いしましょう!へば!!

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