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オフロードライディングに向けて、GS-ADVENTUREのエンデューロワイドフットレストに交換。TOURATECHのヘッドライトガードも取り付けちゃいます!《R1200GSカスタム記録》

カスタム
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こんにちは。むにおです。今回はR1200GS(空冷)のカスタムについて書いていきます。

フットレスト(ステップ)の交換と、ヘッドライトプロテクターの取付という定番カスタムなのですが、検索してみると意外に情報が足りないところがあるような気がしたので、自分なりに気がついた・困った部分を記録として残しておきたいと思います。

それではどうぞ!

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R1200GS ADVENTURE用のエンデューロワイドフットレスト取付

R1200GS ADVENTUREのフットレストが装着できるんです。

これです。大きなフットレスト。R1200GSはもともとのフットレストが非常に細く、このカスタムはけっこう定番です。

エンデューロワイドフットレストに、フットレストラバーを組み付ける。

フットレストラバー

フットレストにかぶせるラバーが運良く手に入りました。

運よくというか、純正部品で注文したら3週間くらいかかって届きました。しばし入荷しなかった時間が続いたので、どうなるか不安感はあったのですが、無事に手に入ってよかったです。ディーラーなどに相談してみてもいいと思います。

ラバーのほかに、ラバーを固定するためのS字プレートとナットも注文しておいたほうがいいかと思います。こちらは金属の加工ができる人なら、金属板に穴をあけるだけでも留められるようになるので、あえて買わなくてもいいかもしれません。ナットも汎用品でも大丈夫そうですし。

僕にはそんな技術も設備もないのでこの辺も純正部品のパーツカタログから検索して注文しました。覚えてないですが、合計するとけっこういい値段になった気がします。さすがBMWさん・・・。

左右のラバーは同じもので、合計6000円くらいでした。ヤフオクやメルカリなどでも中古品が出品されていることがあるようですが、これ以上の値段だったら余裕を持って新品を手に入れたほうがいいと思います。2021年9月現在、まだ新品が手に入りますよ。ゴムも経年劣化しますからね。

裏側に生えてるボルトでラバーを固定

裏側にボルトが生えてるので、そこにカーラーとS字のプレートをはめ込んで、六角ナット(8mm)で固定します。

このナット。少し楕円形に変形しているのがおわかりいただけるでしょうか。え?まさか不良品?と思い全て確認したら、全部この形状になっているので、不良品ではなさそう

振動で抜けないようになっているのだろうか?よくわかりませんが、知ってる方いたら教えてください。

!注意!締めすぎるとかんたんに根本からねじ切れます。

先日オフロードコースを走ったときにいったん現地で外したんですが、再取り付けしようと思ったときに1本のナットが永久に回るな・・・と思ったら、根本からねじ切ってしまっていました。

ナットで止めなくてもゴムとしっかり噛み込んでいるのでかんたんには外れませんが、すぐ入手できるものではなく、補修もできない(または困難な)ものなので、十分に気をつけてください。

フレームに取り付け。まずはeリングを外す

さて、元の純正フットレストを外していきます。

Eリングを抜くのですが、初めてだったのでいまいちどうしたら良いものかと思案した結果、ラジオペンチで引き抜くことができました!!!!やったぜ!!!!!!

Eリングのはまっている部分のクリアランスによっては、僕のようにラジオペンチでなんとか挟み込んで抜くことも可能ですし、ピンセットみたいなのでがんばって引けば取れそうな感じです。なんとマイナスドライバーでカンカンコジコジして外すひともいるようなのですが・・・。

これは専用の工具があることを初めて知りました。事後ですが、いつものようにAmazonですぐ注文しておきました。Eリングを外す作業がある人は買っておくと便利だと思います。もっとも、自分でなんでもメンテナンス・カスタムする人にとっては常識なのかもしれませんが。

僕の中で評判のいいエンジニアさん。

万が一破損してしまったとき、リングが飛んでいってしまったときなどは困りそう。というかそんな自宅整備のヒヤリ・ハットがたくさんありそうですね。専用工具を使った方がリング破損や紛失の心配も少なくなりますので、安心だと思います。僕はネジとか部品を見失いがちなので、ちゃんと先端に磁力のある、エンジニアのEリングプライヤーを選択。

ちなみに、φ4のスナップリング(外径9mm、内径4mm)なら普通に使えると思います。ただ、破損・紛失したところで1個4円くらいの部品なので大したことないですね。参考まで調べてみたら、純正品の値段は税込み270円くらい。うそでしょ・・・?

いちおう買ってみたので、届いたら厚みなど測定してみたいと思っています。

Eリングを抜いたらフットレストを留めているピンを抜く、のですが…

OMG!!!

車両左側、ギアチェンジペダルがある方はペダルの根本が干渉しペダルを外さないと取れない仕様になっています。

といっても焦ることはありません。ここはE8トルクスで簡単に外れますので、ちゃちゃっとやっちゃいましょう。ちなみに、ここの管理トルクは8Nmです。締め過ぎ注意。

なお、ブレーキ側の方はEリングを外すだけで、ピンが抜けます。楽勝ですね。

余談:整備工具について

BMWのバイク整備にはE型とT型のトルクス(ヘックスローブとも言いますね)が必須になってきます。ヨーロッパ系メーカーはそんな感じです。ソケットレンチのビットを一通りそろえておくと、なにかあったときにすぐ対応できますので思い切って一通り購入してそろえておくのがオススメ

僕はなぜかこのE8トルクスソケットだけKTCのものを持ってました。他にどこかで使ったのかもしれません。T型トルクスはSK11を使っています。工具の精度などには詳しくないですが、特に問題なく使えてます。

僕は工具にはそこまでこだわりはありませんが、いちおう品質管理をきちんとしているであろう日本国内メーカーのものから選びました。TONEとかKOKENとか、好きなのでいいと思います。

Amazon.co.jp
Bitly

なお僕がバイクに乗り始めて初めて購入した整備用品は、ドンキホーテで売ってる格安工具セットでした。最初は国産メーカーのバイクだったのでだいたい大丈夫でした。

フットレスト取付

ピンは汚れてるので清掃しておいた方がいいです。パーツクリーナーでシュッとね。

マニュアルを見ても特にグリスを塗れという指定はないようですが、いちおう汎用のリチウム石鹸グリスを薄く塗布しておきました。摺動部なので何もなしというのもアレかなと思いまして。そんなに動かさない部分なのでいらない気もしましたが。

取り付け方は、逆順で戻していくだけです。フットレストにスプリングをはめ込んでピンを挿入し、最後にEリングをはめ込んだら完了。楽勝すぎて、なぜもっと早くやらなかったのかと後悔しております。

トラブル?スプリングの形状が同一

もう5年も前に購入しておいてそのままにしておいたものなんですが、当時からセットでそのまま組み付ければOKと思っていたので、何も気にせずにいたのです。

しかし!このワイドステップ用のスプリング、左右の形状が同じものが2つ入ってました。通常のスプリングの方は左右で違う形状になっていて、フットレストに引っかかるようになっています。

ヤフオクで仕入れたものなので、間違えていたのかな、と思いながら、いちおう純正部品のパーツカタログを調べました。すると、フットレストは左側(ギアチェンジペダル側)しか記載がありませんでした。

出典:https://www.realoem.com/bmw/ja/select

どうやら、間違っていなかった模様。フットレストのスプリングは、左右同じ形のものを使うことで問題ないです。情報が少なく、これを調べて確認するのに1時間くらい使ってしまったので、ここに書き残しておけば同じ疑問を持った方の役に立つはずです。

フットレストを変えての乗り心地

面積2.5倍くらいあるんじゃないか

やはり、大きいフットレストは安心感があり、安定した乗り心地になる感じがありました。特にスタンディングしたときの安定感は抜群に良くて、ちゃんと足が乗ってる感覚があります。

標準のものだと、細すぎるのでスタンディングしたときに少し不安感があったんですよね。あと、ラバーも外しにくいし。

オフロードを走る場合は、被せてあるフットレストラバーを8mmの六角レンチで外すだけです。上の方にも書きましたが締めすぎには注意してください。

ただ、ラバーを外すともろに振動が伝わってくるので、ラバーを常時外したままの運用はあまりおすすめできません。フットレスト交換して長距離走るのであれば、ラバーもセットで手に入れるべきでしょうね。足が耐えられなくなる。

あとは難易度1のヘッドライトプロテクターも取付

はしっこがはがれているけど問題なかったです。

ツアラテック社のヘッドライトプロテクター。こちらはヤフオクで安く手に入ったので早速取付け。

こちらの取り付け方はとてもかんたんで、ウィンカーのライトを留めている部分のトルクスボルトを外して、少し引っ張って挟み込んで、留め直すだけ。楽勝すぎる。ここの管理トルクはわかりませんでしたが、とりあえず外れなければOKでしょう。

光の拡散が気になるかと思ったんですが、予想通り、反射してくる光が若干気になるようになりました。光軸がおかしくなって対向車からパッシングされることもなく、カットラインについては特に変化がない感じではあるので、ライダー側に反射する光のほうが気になるところ。

ただ、オンロードだけ走行するときには外しておいた方が無難な気もしました。一応、公道走行するときは外してねというのが正しい運用のようですし、オフロード走行時以外は外しておいたほうがいいかもしれません。

おわりに

今回はオフロード走行に向けてフットレスト(ステップ)の交換とヘッドライトプロテクターの交換をしてみました。どちらもカンタンな作業ではありましたが、フットレストの交換で注意点・疑問点などがありましたので、今後取り付けを検討している方の参考になれば幸いです。

さあこれで準備は整った。これでオフロードコースを満喫するぞい!!

それではここまでお読みいただきありがとうございました!へば!

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