コロナウィルスが猛威をふるっている昨今ではございますが、後ろめたい気持ちもありながらも、GoToトラベル対象外という発表に苦汁をなめながらも、予防対策を万全にしつつ北海道に行ってまいりました。
常に、マスク&ソーシャルディスタンス&消毒を行いながらのツーリングとなりました。
お時間のあるときにどうぞ!
3度目の北海道へ
さて、タイトルは1日目となっていますが、実際には0日目から1日目の終着点までの記録です。
首都圏から、高速道路を通って、新潟港フェリーターミナルより新日本海フェリーに乗船。苫小牧まで18時間ほどフェリーで過ごします。下船後は、すぐ道央道を使って釧路までワープしました。
今回は3度目。まだあまりツーリングできていない、道東を中心に行程を組んでいます。
定時ダッシュで新潟港フェリーターミナルまで
首都圏にある我が家から新潟港までは、最短で給油や休憩などを含めて約4時間半ほどかかります。夏のハイシーズン期間は、乗船のために出港時間の90分前までには手続きを済ませなければなりません。
つまり23:05に出港する北海道行きのフェリーに乗るためには、新潟港には、21:35までには乗船手続きを済ませる必要があります。と、e乗船券にも大きく書かれています。
当日はテレワークだったので業務終了時間に即PCをシャットダウンし、気分はすでに北海道ツーリング。というか前日夜からすでに北海道ツーリング気分だったことは否めません。
荷物は前日にすべてパッキング済み。駐輪場所の都合上、車体へのケース取付などが残ってしまっていたため、けっこう焦りました。さらに焦ると財布を忘れることがよくあるので、3回位確認してしまいました・・・。
すべてを積み込み、ナビアプリをセットしたら出発です!気温は出発時で35℃近くあり、関越道を走っている途中でも気温はほぼ変わらず。途中で少し雨に降られましたが、今日ばかりは勘が働いて、事前にかっぱを装着済み。ゲリラ豪雨というほどでもありませんでしたが、そこそこ降られてしまいました。
・・・まったく幸先が悪いですね!!
新潟に到着、ガソリンを給油してフェリーに乗船
フェリーは、今回も新日本海フェリーを使いました。前述のとおり、夏場は90分前に手続きを済ませる必要があります。
新潟フェリーターミナルまでは400km近くを走行しましたが、ここまで無給油で到着。R1200GSはかなり燃費がいい上に、僕はあまり飛ばすタイプではないので、やや余裕があります。
そのため乗船前に給油をする必要があったので、近隣のガソリンスタンドを検索しました。僕の場合はENEOSをまずは探すのですが、見た感じ開いているところが新日本海フェリーの乗船場所付近には見当たりません。
21時台になると、フェリーターミナルにほど近いガソリンスタンドは営業終了になることが多いようです。佐渡汽船側まで行けば知っているところがありますが、今回はそこでは時間が間に合わない感じでした。
今回はなんとか、マップに表示される近くのスタンドを手当り次第行ってみたら、ENEOSセルフが見つかったので良かったのですが・・・。20分以上余裕を持って、24H営業のスタンドで給油するほうがいいと思います。
今回は↓で入れました。今後のためにメモ。あとから冷静に地図を見てみると、迷わず国道113号線沿いのセルフスタンドを利用したほうが早かったかもしれませんね。
フェリーへの乗船手続き時に検温される
乗船前の手続き。今年はコロナウイルス感染症の予防対策の一環として、検温があります。いったん駐車場にバイクを止めて、ターミナルの中へ。中に入ると、検温所が設置されていて、非接触体温計で検温されます。
37度あったらどうしよう、とヒヤヒヤしながら検温すると、数秒でOKが出ました。検温が終わると検温済みの証明書がもらえます。事前に印刷してきたe乗船券と一緒にホチキス留めされました。
乗船前も、検温してきたかどうか確認され、検温済み証を見せて、列に並びました。漏れのないようにダブルチェック、完璧ですね。
いつもどおり乗船時はテンション高めのスタンディングで。
ひさびさの長距離フェリー
乗船手続きをして、エントランスで手指の消毒を済ませました。共用部分やトイレなどには消毒液がおいてあるので、安心です。やがて出港時間となり、船はゆっくりと岸を離れ、日本海を北へと進みはじめました。
今回は「ゆうかり」に乗船。部屋は、ツーリストAを選択しました。廊下を挟んで隣の人がめちゃくちゃアシクサで、結構やばい香りが漂ってきます。牛乳ふいて放置した雑巾みたいなBADなスメルが1mくらい離れたところからでも臭っておりました。
位置が決まってしまっているので、ニオイがあんまりひどい場合には船員の方に一言言おうかと思っていました。ただ幸い寝床までは届かず、なんとか無事に過ごすことができました・・。
フェリーでの飯
朝食はレストランで。レストラン前にも消毒液がおいてありますので、しっかりと手指を消毒。待機列に並んで、ソーシャルディスタンスを保ちつつ順番を待ちます。
セレクトした朝食は洋盛り合わせと、クロワッサンみたいなやつ(名称失念)。洋盛り合わせはザ・洋風って感じでベーコンとスクランブルエッグとソーセージ。パンの方は表面サクサク食感、バターの風味が良く、これも美味しかったです。マーガリンとか付けなくても全然いけちゃいます。
お昼ごはんはタレカツ丼。これも甘めのタレがしっかりと染み込んでいて、なかなか良かったです。お味噌汁はのりが入ってます。岩のり?これも風味がいい。
やはり新日本海フェリーのレストラン飯はよい。仕方ないがちょい高めではあるものの、満足できます。お乗りの際はぜひレストランのご利用を。ちなみに、後方デッキではジンギスカンを食べることもできます。
フェリーでの時間の過ごし方
僕はひどく船酔いするので、酔いどめの服用は欠かせません。ちょっと揺れるとすぐ反応します。そのため、僕はいつも「トラベルミン」を愛用していますが、気持ち悪くなったことはありませんね。
今回の航路では、睡眠時間や乗降時間などを考慮しても、約9時間ほどの余裕があります。長い移動時間を有効に使うために、僕は文庫本を持ち込んでいます。最近は電子書籍なども活用して、文章を読むようにしています。
初日から寄りたい場所がある場合は、事前にルートの確認などを済ませておくとツーリングがスムーズになるかと思います。
今回は1日目に立ち寄るところがありませんでしたので、旅程の確認はしていません。
他にも、最近では動画のサービスがとても充実していますので、スマートフォンやタブレットなどに動画をダウンロードしておいて、映画やドラマなんかを見て過ごすのもいいと思います。
僕はうっかり参加していませんが、クイズラリーなんかもやっていて、フェリーの中で飽きることがないです。聞くところによると絶妙な難易度だそう・・・ぜひ挑戦してみてください。
フェリーを下船、釧路へ。
1時間半前くらいに下船のアナウンス。今回はだいぶ早く到着したようで、20分前には到着しました。オートバイは直前に甲板に出られます。ちなみに1時間くらい前になると、スイートとステートルームの鍵が回収のアナウンスがあります。
新日本海フェリーのゆうかりのような大型のフェリーだと、車が先に出るので時間的な余裕は結構あります。毎度のことですが待っている間の排気ガスがくさい。
到着後気温は25℃くらいでした。メッシュだとちょっと寒くなっちゃうかもな、日が落ちたらかなり寒くなりそうだな。などと考えていたら誤って方向を間違えて、大幅に時間をロスしてしまいました。日が落ちると予想通り、見事に寒いので大変。準備してきたフリースとインナーを途中で着用するとだいぶマシになりました。17度とか…北海道は秋かよ…。
走ること約5時間。初日はコンフォートホテル釧路さんに宿泊。22:00を少しすぎた頃に到着しましたが笑顔で快く対応いただきました。バイクは専用の場所はないようですが、今回は従業員専用出入り口付近に止めさせてもらうことができました。屋根はありませんでしたが、安心して停められるのはよかったです。おすすめです。
道を間違わなければあと30分は早く着けたのに。
北海道へのツーリングは新日本海フェリーがおすすめ!
コロナウイルス感染症の予防対策もバッチリですし、お風呂も広いし、食べ物もうまい。クイズラリーなどのエンタメもあって最高のフェリー体験ができます。
新日本海フェリーはいいぞ!!!!
実は、太平洋側を通る商船三井フェリーには乗ったことがないので、北海道行きの長距離フェリーを比較することはできませんが・・・。次回は、大洗からの航路を試してみたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
2日目につづく。
コメント