前回3人以上で走ったのはいつだったか覚えていないくらいになってしまいましたが、めちゃくちゃひさしぶりにグループでツーリングをしてきました!
今回は4人で、群馬県の北軽井沢にある「アースマイルビレッジ」で1泊キャンプをします。初めてのサイトで初めての皆さんとキャンプ、どんな感じになるのか!?
いってみよう!
1日目 狭山PAからアースマイルビレッジを目指す
圏央道 狭山PA(下り)で集合
この日はまず圏央道の狭山PAからスタート。10時集合だったのでぎりぎり間に合うくらいに行ったら、圏央道に入るまで意外と時間がかかってしまい、ギリギリに到着しました。
10時だから余裕だろと思ったら、皆さん30分以上早く着いていて、待たせてしまっていました。早速マイペースすぎる性格が災いすることに・・・。うち二人は初対面だったのに、いきなりこんな印象で大丈夫なのかと心配に。幸いみなさん優しさに溢れていたので大丈夫でしたが、もう少ししゃっきりしないとなと反省しました。
しばし各々のバイクについて雑談をしたあと、出発に向けて準備をはじめました。
あるある:インカムの接続がうまく行かない
お初の皆さんと、インカム接続の儀式。僕が7年ほど使用中の「SENA SMH-10B」が一番古いので、心配していたのですが、やはり心配通り、接続がうまく行かず30分ほどロスすることに。
接続方法を調べながら試行錯誤を繰り返しましたが、どうもうまく行きません。とりあえず、二人ずつが同メーカーだったため、ペア同士でとりあえず接続し、いよいよ出発です!
上里SA(下り)でお昼休憩
上里SAまで進んだところでもうお昼近くなっていたので、ここでご飯休憩。
このとき何気なくうどんを食べましたが、こちらもいわゆる「武蔵野うどん」でしたね。肉汁につけて食べるタイプでした。上里SAでは地元産の小麦を使ったコシの強いうどんを食べることができるので、これはおすすめです。僕はかなり好みな感じでした。ただ、成人男性的には量は物足りないかもしれないので、大盛りがおすすめですよ!
LINEグループ通話を試してみる→走行中はやっぱり微妙
お昼休憩後、出発前にやっぱりインカムの接続を再度試しましたが、やはりうまく行きませんでした。そこで、代案としてLINEグループ通話を試してみましたが、高速走行中は誰が何を行っているのかよくわからない状態になってしまいました。
高速走行しながらの通信は不安定になりがちなので、あまりおすすめできないですね。インカムでの通信をちゃんとつなげるように、事前に接続手順を把握しておくのが最適と思われます。みんな同じだったら・・・とも行かないですからね。
そのまま高速を走行し、アースマイルビレッジに一番近い碓氷軽井沢ICで下り、軽井沢へ到着。
軽井沢のスーパーで食材を調達
軽井沢の大きなスーパー、スーパーツルヤでキャンプ用の食材を購入。おのおの好きなものを入れていったら結構な金額になってしまっていたのはもはや記憶の彼方。GoToキャンペーンなどの影響もあってか、非常に混雑しておりました。マスクや消毒などは徹底されていて、ニューノーマルを感じました。
軽井沢らしくパンがとてもたくさんおいてあったり、ワインやジャムなどの特産品も多数揃っていました。このスーパーでお土産まで完結するんじゃないかというレベルの品揃えには圧巻でした。
いよいよキャンプ開始!
今日のキャンプ場は「アースマイルビレッジ」さん
いつもどおりキャンプ場についての感想は別の記事に書いているので、ご興味のある方はぜひ読んでみてください。
まずは駆けつけ一杯ということで乾杯!!
設営完了
なんかソロキャンが4人揃った!みたいな感じになっていますが、おそらくツーリングライダーのみなさんはこんな感じになってしまうはず。一番手前の緑色が僕の愛用テント「モンベル ムーンライト2型(旧型)」です。
案外寒くて焚き火から離れられない
さきほどスーパーツルヤで購入した焼き鳥などを食べつつ焚き火をしつつゆったりとしたリラックスタイムを満喫。10月上旬でも、標高の関係もあり夜間はけっこう冷えこみました。
今回、愛用ユニフレームの山クッカー角型でご飯を初めて炊いてみました。大きい方は2合炊き可能で、メスティンより美味しく炊けるということだったので試してみたのですが・・・結果は大成功!めちゃくちゃうまい飯が炊けました。イェイ。
ただ山クッカーの蓋はパカパカなため、押さえ続ける必要があります。缶詰なり石なり、重しになるものを用意しておかないといけないのが若干ネックですね。今回は完全に手動で押さえ続けました。偉い。褒めていいぞ。
気温は計っていませんがイスカのアルファライト700Xで快適に眠れる程度でした。やはり冬キャンプするならプラスアルファの装備が必要かもしれません。
今回の失敗
オガ備長炭を買ってみたけど、着火が良くなくて微妙でした。普通の豆炭とかで良かったかもしれません。まだ炭が残ってるので、時間があるときに研究してみたいと思います。湿気ないように保管しないと。
2日目:碓氷峠を越えて帰路
朝ごはんはホットサンド
事前にホットサンドメーカー買おうかな?と思っていたところだったのですが、紳士のひとりがなんとゆるキャン仕様のものを持参。キャンプの朝食にはホットサンドがいいですね。具材はハムとチーズというオーソドックスな組み合わせで、コーヒーと一緒にゆったり。しまりん可愛いですね。
キャンプ道具撤収後、インカム接続に再トライ
さて前日失敗しまくっていたインカムの接続を、再度試してみることにしました。
結論から言うと、接続成功!!
今回の手順では、同じメーカーどうし(たとえばB-COMならB-COMどうし、SENAならSENAどうし)でペアリングをしたあと、親になる方のインカムどうし(B-COMとSENA)をユニバーサル接続すれば繋がる感じです。
この方法で大体は大丈夫なんじゃないかと思いますが、どのメーカーが親になるかによってつながらないなどの不具合があるようなので、詳しくは、親切な方が上げてくださっているYoutubeとかブログ等を参考にしてください。
今回の問題で大きかったのは、B-COMが新しいモデルと古いモデルで接続できなくなる不具合がある(どうやら接続方式が変わったらしい)点にあるようでした。サインハウスさん、どうにかしてくださいコレ。
碓氷峠へ。めがね橋を観光。
アースマイルビレッジをあとに、碓氷峠へ向かいました。
国道18号線、いわゆる中山道の超グネグネワインディングロードをずっと走っていくと途中に駐車場があり、そこから歩いて5分ほどで巨大なめがね橋に到着しました。
碓氷第三橋梁(通称:めがね橋)
このめがね橋はかなり有名な観光スポット。僕は初めての訪問でした。
正式名称は「碓氷第三橋梁」(うすいだいさんきょうりょう)といい、国指定の重要文化財である碓氷峠鉄道施設の一部です。
説明書きによると、横川〜軽井沢間は勾配がきつく、ドイツの山岳鉄道で実用化されていた「アプト式」というレールが採用され、鉄道が運行されていたようです。
ちなみにこの橋梁だけで200万個以上のレンガが使用されており、国内でも最大のレンガ造りアーチ橋ということです。当時の土木技術すげーな。めちゃくちゃ積んだんですね。
上の方でも書きましたが、ここは碓氷峠鉄道施設のほんの一部です。鉄道施設のほとんどが重要文化財になっています。
なお横川駅~熊ノ平駅の間は、遊歩道「アプトの道」として整備されており、歩いて行くこともできます。一度、歩いてみたいものですね。でも往復はしたくないです。
超余談ですが、「アプト式」の列車に乗りたい場合は大井川鉄道に現存しているのでそちらもチェックしてみて下さい。
峠の湯でまったり
めがね橋で歩いたあとはまたワインディングロードを降りて、峠の湯へ。ここでランチとお風呂休憩。峠の湯の建物も、レンガ積み橋梁を模したようなデザインが施されていました。
峠の湯は「ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉 (弱アルカリ性低張性温泉、無色透明)」の温泉です。お肌すべすべになりそうな、いわゆる「美人の湯」とか言われているような泉質ですね。少しぬるっとしていました。温泉から上がったあともしばらくほかほか感が持続していました。
食堂では名物の峠の釜めしやお蕎麦などをいただくことができます。釜飯は何回か食ってるので今回はまいたけ天そばをチョイス。想定よりまいたけが大きかったので超大満足でした。
まいたけ最高!うますぎ!!まいたけが食える国に生まれてよかった。
渋滞にハマりつつ高坂SAで解散
峠の湯で温まり、お腹も膨れたところで高速道路に乗り、帰路へつきました。
渋滞にハマりつつも、高坂SAでみなさんと解散。ほんとにお疲れさまでした。
またぜひ走りに行きましょう!!
補足情報:ドラぷらの「2020ツーリングプラン」を使いました
今回は、自宅最寄りのICから、目的地アースマイルビレッジ最寄りの碓氷軽井沢ICがちょうど「2020ツーリングプラン 上信越道・中央道コース」の対象になっていたので利用しました。
上信越道・中央道コースは3600円で対象区間が乗り降りし放題になるお得なプランです。対象区間は参考リンクから確認していただくとわかりやすいです。普通のETCカードで使えます。
ETCカードの番号を入力する欄がちょっと特殊で使いづらい感じでしたが、結果的に1000円くらいはお得だった感じでした。まだギリギリ期間があるので、高速道路で大きく往復移動される場合は利用を考えてみてはいかがでしょうか!?
ぜひ来シーズンも企画してほしいですね!
今回ツーリングのまとめ
久々のグループでのツーリングはめちゃくちゃ楽しかったです。ソロキャンプもひとり静かな時間をゆったり使えるというのがいい点ではありますが、複数人でのキャンプも自分以外のギアを見ることができたり、いろいろな話ができたりと刺激が多く、とても良いものです。
違うメーカーのインカムとの接続で手間取ってしまうところは、もうしょうがないですね。僕の使っているSENAのインカムもたいがい古いので、新しいものにそろそろ買い替えを検討しないといけないかもしれません。そう思えたツーリングでもありました。
キャンプもツーリングも、やはりソロとは違う気付きがあってよいものですね。
それではここまでお読みいただきありがとうございました。へば!
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