紅葉の時期ということで、最高の景色を求めてちょうど良さそうな静岡、岐阜あたりでツーリングをしてきました。
11月中旬、ちょうど最高の天気にも恵まれたツーリングとなりましたよ!!
みんな考えることは一緒。行楽にもちょうどいい季節ということで、コロナウイルス感染予防に気をつけつつ、紅葉狩り。
それでは行ってみましょう!!!
いきなり遅刻魔をやらかす
今回はソロで行く予定でしたが、直前になんと一緒に走ってくれるというなんとも嬉しいアポがあったので、9時に静岡県某所のコンビニで合流、ということで準備していました。
が、9時集合で10分遅刻しました。いつもどおりですね。すみません。5時半には起きて準備したんですがちょっと渋滞に巻き込まれてしまいました。言い訳してすみません。ほんとすみません。
ハゲ坊主ライダーさん(@400X_HBrider)(直球)と合流です。
まずは井川大橋へ
1番目の目的地は、車で渡れる橋吊橋「井川大橋」です。今回は僕が先頭を走っていき、山道をくねくねと登っていきました。けっこう寒いかなと思っていましたが、ちょっと肌寒いかも、という程度の気温だったので、山の上はどうかな、などと話しながら。
やっぱり誰かいると話しながらツーリングできるので楽しいですね!インカム最高!
富士見峠に寄ってみる
ちょうどトイレにも行きたかったところで井川鉄道の前の富士見峠へ。富士見峠というくらいだから、富士山がバッチリ見えてサイコー!!!って感じになると思っていたのです。
しかし、展望台からは富士山を見ることができません。代わりに、南アルプスの山々を見ることができます。こんなかんじでね。
さて、肝心の「富士」ですが、逆側にあるはずということで、遊歩道を登ってみると昭和39年に立てられた富士見峠の碑がありました。これもともとなにか乗ってたのかな?
いちおう、頭だけ富士山が見えました。
つまり、「(展望台の反対側にある遊歩道を少し登って、石碑があるあたりからほんのちょっとだけ)富士(山の頭の部分がちらっと)見(える)峠」なんですね。
ということになりますね。反対側からの景色はまあまあ楽しめましたが、展望するにはもう少し展望台に被っている木を伐採する等、整備をしていただいたほうが満足度は上がるのではないでしょうか。
井川大橋で撮影会
井川大橋へ到着すると結構な人数のライダーがすでに来ておりました。みなさん律儀なタイプで、1台ずつ渡るというルールを遵守しておりました。
途中でおじさんに「君たち慎重だねぇ!!」などと言われましたが、実際2tを越えなければバイクなら何台か通っても大丈夫っぽいです。
車での観光の方もおり、吊り橋の真ん中で写真撮影するのは土日はハードル高いと思います。橋の真ん中で写真を撮りたいなら平日の人が少ない時間帯を狙いましょう。
今回はふたりだったので、お互いに渡っている様子を撮りあいました。これソロだとできないことですよね。ちょうど渡る人が少なかったのでスムーズに撮影できました。
仕上がりはこんな感じ。紅葉もちょうどいい感じで、タイミングバッチリでした。ありがとうHBRさん(略)!!
ランチは「オクシズの駅アルプスの里」で「井川ダムカレー」
井川ダムのカレーということなんですが、どうやって見たらいいのかよくわからず。
白いご飯部分がダム部ということだと思うんですが、ダムカレーってご飯を食べたりウインナー抜いたりするとカレーがドバー!みたいなのを想像していたので超がっかりしてしまいました。
第2ガッカリポイントとしてはカレーが冷めてしまっていたこと。これはいけません。忙しい時間帯なのは承知していますが、ダムがガッカリだったのに冷めているカレーになっているというのは完全にダメ。
ダムカレーっていう名前じゃなくて、ダム風カレーなら許した。商品開発担当の方、もうちょい頑張ってください。
やっぱりダムカレーっていうくらいなら、何かしらギミックがないとつまんない気がします。ダムカレーに対しては観光客は楽しさを求めてるんじゃないんですかね。僕だけですかね。これ文句言いすぎですかね?
なお余談ですが、井川ダムは「中空重力式ダム」という構造です。なんとこの中空重力式ダムでは日本初のダム(昭和32年9月完工)とのこと。この構造のダムは全国で13箇所あり、そのうちの1つです。(参考リンクは日本ダム協会さんのものです。)
大井川鐵道を観光していく
さてダムカレーを食べてとりあえずお腹が膨れたあとは、お次は大井川鐵道レインボーブリッジを見に行きます。
山道で渋滞
渋滞が嫌いな僕ですが、普通車のすれ違いがかなり厳し目な道路で渋滞が発生していました。こういうところで前方に注意しながら、譲り合いでうまく運転できる人は相当運転が上手い人だと思います。僕は優柔不断なのでこういうシチュエーションだと迷いがち。
すり抜けていくのも危ないと思って待っていたら、おじさんが先に行ってくれとわざわざ車から降りて伝えてくれたのでありがたかったです。
奥大井湖上駅のビューポイントへ到着
渋滞を抜け、山道をどんどん進んでいくと奥大井湖上駅、奥大井レインボーブリッジのビューポイントに登ることができる駐車場へ到着しました。この駐車場ですが、写真撮影でずっと駐車している人がいるので、あまり回転がよくありません。
駐車場の様子と駐輪の失敗について
路上駐車は禁止と書かれていますが、お構いなしに路上駐車が増えていっている感じでした。シーズンだからしょうがないですが、事故には気をつけたいですね。
突っ込めそうなところがあったのですが、傾斜がきついスペースに駐めてしまったので、後で苦労することになりました・・・。
バイクの場合は、駐車場奥の方に少しスペースがあるのでそちらに行ったほうが、あとあと無難かもしれません。中型3〜4台くらいなら突っ込めると思います。大型なら2〜3台でしょうか。今回は二人だったのでよかったものの、ひとりだったら抜け出せなくて死んでました。
ビューポイントまで登り15分
奥大井湖上の有名なビューポイントまでは、徒歩で行く必要があります。かなり傾斜のきつい階段状の通路を登っていくので、足腰が鍛えられていい感じ・・・というかめちゃくちゃ疲れました。登りきったところでゼエゼエ行ってました。
苦労したかいあってのいい景色
そしてこの景色です。ちょうど列車が到着する時間で、タイミングがバッチリでした。紅葉、晴天、列車の到着。非常に印象に残った体験でした。特に調べて行ったわけではなく偶然だったので、来てよかった感があって、超報われました。
暖かかったせいか、やたらとテントウムシが飛んでいたのも印象に残っています。特に害はないですが、飛びすぎてうるさい感じではありました。
ちなみにビューポイント付近の道路は通行止めになっているようですが、この駐車場以外からもアクセスできそうな感じだったので、よく調べてみることをおすすめしたいです。ただし危険な路上駐車はNGですよ。
この景色は、報われ感ハンパなかったッス。マジで。
千頭駅
大井川鐵道の千頭駅に到着。こちらはなんとなく来たことがあったような来たことがなかったような場所に思えました。
道路の作りとかかなり既視感があったのですが、多分勘違い。Swarmでもチェックインした記録がないということは多分、初訪問です。
転車台がある
残念ながら、転車台での作業を観ることはできませんでした。手動でやるみたいですね。次に来る機会があれば見てみたいものです。バイクで来て、あえて鉄道に乗るっていうのもいいかもしれませんね。
蒸気機関車を観察する
大井川鐵道では蒸気機関車(SL)に乗ることができます。動いているSLを間近で観察するのは初めてでしたが、黒光りしていていい感じ。中には燃料の炭が置いてあり、本当にこんな鉄道車両が当時は主流だったんだな〜などと思っておりました。
運転席などをまじまじと観察できることもあまりないので、じっくり観察させていただきました。
ちなみに後部車両には古い発電設備が乗ってました。もう何十年も経つのにまだ動かせるっていうのもすごい。機械や道具類など長く使うには、長く使える設計のものであることはもちろん、きちんとした維持管理が非常に大切だなと感じました。
経年劣化によって、ある意味モノたちも時間を感じているといえるんじゃないかと思いますが、個人的にはとても大切にしていきたい感覚のひとつです。
川根茶ソフトクリームを食べる
しっかりお茶の練り込まれたソフトクリームでした。直前でクレープが売り切れになったしまったため、ソフトクリームのほうを選択しましたが、自分の中では5本の指に入るくらいお気に入りのソフトクリームかもしれません。
これはおすすめですよ。
宿泊地:浜松市へ
千頭駅を出発してから国道362号線に入るのですが、分岐でちょうどお別れとなりました。ハゲ坊主ライダー(@400X_HBrider)(直球)さん、一緒に走ってくれてほんとうにありがとうございました!
道の駅でお別れしてから約2時間ちょっとで浜松市に到着。途中国道1号線で渋滞にハマって、クラッチを握る左手がめちゃくちゃ疲れてしまいました。
さて、ホテルにチェックインして、まずはご飯を食べましょう!
晩飯は濱松たんと本店で
浜松に来ると大体餃子+ビールみたいな感じですが、今回は少し別のものを食べてみたいと思って検索していたところ見つけました。B級グルメの遠州焼き。
18:45くらいに到着したとき、お店は若干混雑していて2組待ち状態でした。それでも30分も待たなかったような感じです。
お店の中は非常に活気があって、明るく元気な大衆居酒屋さんって感じでした。
「やらまいか!」「おいしょお!!」
濱松たんとでは1杯目のドリンクを頼んだときに、名物の掛け声があります。宴会の掛け声で、ますますの活躍と発展を祈念するというものですが、こういうのはやっておいて思い出にしておくのが良いです。
隣のご夫婦は地元の方なのかわかりませんがこの儀式をスルーしていました。こういうところで旅を楽しめるかどうかの人間に差がつくものと感じてしまいます。恥ずかしいからやめようよ〜、みたいなのは完全にナシ。いっぱい楽しんだほうが人生得しますよ。覚悟しましょう。
というわけで、「やらまいか!」「おいしょお!!」
遠州焼き
一見すると普通のお好み焼きなんですが、中に角切りにしたたくあんがゴロッという感じに入っていて、半分に折りたたまれた状態で出てきます。
粉ものだとベタッとした食感で口の中がこってりになりがちですが、たくあんの食感と若干の酸味が加わることによって、後味さっぱり感がありました。僕はこれ、好きですね。
ちなみに発祥のお店では自分で焼いて食べるみたいです。また次回以降に。
いろいろな遠州名物をいただく
その他、濱松たんとでは餃子やうなぎをはじめ、遠州名物のいろいろな食物を美味しくいただくことができるので、浜松に宿泊された際にはぜひおすすめです。
GoToトラベルで取った宿に一泊
今回、じゃらんからGoToトラベル適用の宿を取ったのですが、実質4000円程度でウェルカムドリンクでビールは飲めるわ、駅目の前で繁華街もすぐだわ、最上階だわ、大浴場は温泉だわ、だわだわで最高の宿でした。設備も超キレイで、部屋のお風呂も広かったです。
普通だったら多分使ってないと思います。民宿とか行っちゃうかも。
たまたま放送されていた「世にも奇妙な物語」を見ながら、眠りにつきました。
1日目まとめ
終日、晴れ晴れとしたツーリング日和、非常に気持ちよかったツーリング1日目が終わってしまいました。今回撮れ高がめちゃくちゃあった感じで、凄く大満足で余韻に浸りながらホテルに到着し、さらに浜松のおいしいグルメもいただくことができ大大大大満足って感じでした。
コロナウイルス予防対策に努めながらの中部紅葉ツーリングは、まだ続きます。
ここまでお読みいただきありがとうございました!へば!!
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